850XTPE降臨

ロゴ


遂に発売された
RADEONX850XT Platinum Edition

さわってみました。

お年玉プレゼントの発送も終わり
ネタ探しの日々が続くミッキーです。

こんにちは。

さて2週間前に発売された
ATI最強のVGAカード
RADEONX850XT Platinum Edition

ゲットしました!

ってのはウソです。
私にはX800PROがありますし、PCI-Expressポートの無い
マザーなので使えませんし、買えません。

しかし気になるX850XTPE。

夕方、私の仕事PCにメッセージが届きました!

「ミッキーさん、X850XTPE買いました。
犬ネタ記事にしますか?」

との内容でした。

夕方、メッセージ送信者の元へデジカメを持って
撮影に伺いました!

それではご覧頂きましょう!

PCニュースサイトでは、あまり写っていなかった細部に迫ります!
全体









まずは全体図、今回はSapphireのバルク品として購入したそうなので
すが、Sapphireのロゴ等は一切無し。
ただ「RADEON」と明記されています。
X800シリーズと見比べると2スロットを占有する冷却ファン以外は
変わらないようです。同じ基盤を使用しているようです。

ヒートシンク








さてヒートシンクを見てみましょう。
かなり細かく銅のフィンが立っています。
その表面はざらついています。
意図してザラついているのか、製造工程上
しかたなくザラついているのかは解らないが
このザラつきがヒートシンクの表面積を増やし
冷却効果を高めているに違いない!うん!そうだ!



背面





次に、背面。
こちらはX800PROには無かったアルミ製のヒートプレートが
L字型に配置されています。
そして横の方にはTV入出力を制御するATI RAGE Theaterチップが
搭載されています。(私のX800PROには無いです)

とまあ写真をもっと撮ったのですがピントがぼけていたので
画像はこの辺で・・・・

まとめ
今回のX850シリーズの注目はやはり
ATI史上初の2スロット占有の冷却装置でしょう。
相当熱いはず。
ただ、このX850のGPU製造プロセスルールは0.13マイクロメートルと
なりX800シリーズと同じなので当然発熱は上がります。
しかし、3週間前に0.11マイクロメートルプロセスの
X800PROが出てきましたので、将来X850XTクラスに
0.11のプロセスルールが採用されれば今より
低発熱なX850シリーズが登場するかもしれません。

が!しかし・・・・・・

既にATIは次世代のRADEONを開発しておりそれも3月には
発表される(発売はもう少し後?)ようです。

その名もコードR520スペックの詳細はまだ公開されておらず予想では
TSMC 90nm Manufacturing
Shader Model 3.0
GDDR3/GDDR4 Memory
H1 2005 Launch
となりパイプラインは24本さらにピクセルシェーダー、バーテックスシェーダーの
数を負荷状況により可変させる機能も搭載される。
メモリのクロックもGDDR4の新世代を用いることにより
最低でも1Ghz、ハイエンドモデルに至っては2Ghzとも言われている。

さらに、以前NvidiaがSLIを発表した直後に
ATIは「我々もSLI同様の技術を持っている、やろうと思えば
いつでもできる、しかしその技術は革新的でもないし
スマートな考えとは思わない」(意訳)等の発言をしている。
なのでATI版のSLI、またはDUALGPU、はたまたデュアルコアGPUなど
がもしかしたら出るかもしれない。

で、当然X850というモデルにSLIという昔の技術を無理矢理、
対抗馬にもってきたNvidiaはさぼり気味。

SLIで繋ぐつもりか?
いやいや、ちゃんと開発しているらしい。
NV48を飛び越えてNV50という開発コードで進んでいるみたい。

ATIのR520が発表されるのは3月のドイツ・ハノーバーで開かれる
CeBITで、Nvidiaはおそらく6月の台湾で開かれる
COMPTEXで発表されると思われる。

プレステ3のチップを獲得したNvidiaと携帯電話や小型PCのGPU、Xbox2のチップを獲得したATI。

去年はSLIを最後に出して逃げ切ったNvidiaだが今年の先手は
どうやらATIのようだ。


とかなんとか、格好良く締めたけど
私のマシンはSocket754のマザーとAGPポートで
PCI-Expressから遠い場所にいる私・・・・・

X800を買って半年以上たったのでバラしますが
去年の5月にX800PROを買った直後に
X800PROを改造して
パイプラインを12本から16本に増やし
VGAのBIOS書き換え、GPUとメモリのクロックをあげ
X800XT Platinum Editionに改造しているのでした。


むははははは!

GPUにカッターナイフで削ったり、コンダクティブペンで回路を
ショートさせたりもの凄くリスクが高いので真似しないでくださいね。
方法も教えられません。

では〜〜。













Posted by dospara_partsdog at 17:49Comments(3)TrackBack(0)主要パーツ | ミッキー2005年01月28日
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この記事へのコメント
1. Posted by きんた   2005年02月01日 10:53
X850の製造は0.13だったはず
0.11μで製造したのが出たのですか?
凄い。
2. Posted by 犬@ミッキー   2005年02月01日 15:06
きんた様ご指摘ありがとうございました。

おっしゃるとおりです。
プロセスルールの世代がずれておりました。
記事の方も修正させて頂きます。

現在X850は0.13で製造されており
先日発売されたX800は0.11マイクロメートルで登場しました。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20050115/etc_011x800.html

なので、X850シリーズが0.11マイクロメートルで
製造されれば、さらにハイパフォーマンスのVGAになると思われます。

更に微細な0.09マイクロメートル、(90nm)はもう少し先のようですね。
3. Posted by 無水カフェイン   2005年02月08日 04:26
静岡店さんはGeForce6800Ultraを手に入れたご様子
ちょっとレビューが楽しみです
6800Ultra x2(SLi)はシネマで動くのかが気になります。

http://www.dospara.co.jp/szo/diary.html
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