WindowsのOEM版って...
どもー。
最近サボって 忙しくって、全然更新してませんでしたが、今週からやりますよ。必ず週一更新!!
・・・大丈夫かな。いや、多分大丈夫。きっと大丈夫。ホント大丈夫。
え、と。
気を取り直して、今回の話題に入りましょう。
WindowsXPのOEM版って
正直、「安いな」って思ったりしたことあるけど、なんだかパッケージ版と随分違うし、買うのに二の足踏んでたりしませんですか?
とりあえず、WindowsのOEM版の違いを挙げると
・パッケージ(シュリンクされているだけ)
・アップグレード版は無い(OEM版はフルパッケージと基本的に同じ)
・アカデミック版は無い
・パッケージ版より早くリリースアップ品を買える
・OEM版だけの単品では買えない
私個人の勝手な考えとしては、一番最後の理由が最大の二の足踏む理由かな、と思ってます。
なんかいざ買おうとすると「XXX製FDDと一緒で○○○○円!」とか「XXX製XGBHDDと一緒で△△△△円!」とか。
びしっと、この価格です!みたいにハッキリして欲しい。。。
この、単体で価格が出せないのには理由があるのです。
OEM版のWindowsというのはあくまで、Windows搭載のシステム(パソコン)用の商品であるということです。つまり、本当はシステム(パソコン)といっしょに買わないとOEM版Windowsってのは買えないものなのです。ところが、Microsoft側としても、いっぱい商品は買ってもらいたいですから、パソコンパーツ市場用に出しているOEM版については、Microsoftが「システム」として認めている商品と購入すれば、OEM版Windowsを販売できる、となっているのです。
そんな理由なので、単体の商品としてのOEM版Windowsには値段が付いてません。あくまで「システム」と認められた商品との一体の価格を掲示することがショップとしての義務になってるんですね。
ちなみに「システム」として認められている製品は下記の通りです。
CPU・メモリ・マザーボード・ドライブ類・拡張カード類
・・・なんだPCパーツほとんど当てはまるじゃん。
でも。「おら、OSだけ欲しいだ、必要ないパーツなぞいらねぇだ。OSだけ売ってくれろ」
と言う人もいると思います。
ちなみにWindowsXPHomeEditionのパッケージ品の価格は
\26,800-(フルパッケージ版)
じゃあ、OEM版の場合、ドスパラで買おうとすると、SONYFDDと一緒にってのが一番良く目にすると思いますが、これの価格は\11,980-です。
余計なFDDを買ったとしても、なんと1万3千円も安!!つーか安すぎ?!
そんなわけでOEM版のWindowsってのは、ものはフルパッケージ品と同じで、更にアップグレード版より安いという、恐ろしくお買い得なものなんです。
FDDイラネ?ちっちっちっ・・・
「OEM版のOS買ったけど、いらねーFDDまで買わされちまったよ、ちっっ」
とか思いました?
フフフ。実は、ショップとしてはOEM版のOSを買うのには数多対象商品があるのに、FDDを買ってもらってるのには、ちゃんと理由があるんですよ。是非聞いてください。
OEM版とパッケージ版のWindowsの違いを上記に書きましたが、実はもう一つ実質的な違いがあるのです。
ちょっと複雑になるので、我慢して聞いてください。
OEM版のWindowsは「システム(パソコン)」バンドル用の商品と書きました。つまり、OEMのWindowsはある「特定の」システムと一緒に使用するべき物という原則があります。例えば、メーカー製のパソコンを買った人には、Windowsがインストールされている人が大半だと思いますが、それについてきたWindowsはよくよく説明書を読んでみると、他のPCにインストールすることはできないのです。たとえ、バンドルされてきたPCを捨てたとしても。
これはOEMのWindowsを買ったときも同じになります。例えば、メモリと一緒に購入したとすると、そのWindowsはそのメモリと一緒に使用されるべきもの、としてMicrosoft側は登録することになります。
ここで問題発生。例えば、マザーとOSを一緒に買ったとして、そのマシンを使い続けたとします。で、自作マシンだから、どんどん中身を入れ替えていって、マザーボードを変更してしまったとしたら、どうなるでしょう?
原則、から考えるとこの行為は「システムを変更したもの」として捉えられて、本来は使い続けることが出来なくなる事例に相当するのです。
もちろん、メーカー製PCなんかの場合でシステムの根幹部分が壊れてしまい、修理したとすると当然このような変更が加えられる可能性もあるので、原則は原則として、変更が認められることはあります。
でも、本来は上記の様に、バンドル購入した「システム」と一緒に使用し続けなければならないのです。
で、最初に戻る。
バンドル相手がFDDならどうでしょう?
FDDってもうあんまり使わないかもしれないけど、一応付いてますよね。マシンに。ま、邪魔かもしれないけど、使わなくても付いていて損は無いです。
し・か・も。
FDDだけはどれだけパソコンの内部(アーキテクチャっていうか)が変わっても、何故か変わりません。今後も引き継がれる可能性は大です。
つまるところ、とりあえずFDDとWindowsOEMを買っておくと、上記のような問題に出くわさない、ということです。
Windows「システムが変更されたので云々、再登録の番号がXXXXX-XXXX・・・、電話番号が云々」
俺「ちっ電話させんのかよ、夜中の1時だぞ」
ぴぼぱぴぴぽぱぱ
MS「こちらは、お客様サポート云々、その他の方は3、を押して・・・」
3
電話口氏「はい、お待たせいたしました担当:○○です。・・・そのように出たのですね。では、表示されてる番号を教えて・・・」
電話口氏「はいすみません、えーと、システムを変更されたのですね。何か引き継がれている部分は御座いますでしょうか?」
俺「ソニー様のフロッピー!!!」
ちなみにドスパラでは↓で売ってるぜ!!!
>最近サボって 忙しくって、全然更新してませんでしたが、今週からやりますよ。必ず週一更新!!
おおおおおぉ〜と思ったのに・・・・・;;
私には週と見えるのですが^^;
月の間違いですかねw
年にならない様に応援してますよ〜^^
補修として同等品との交換ならば問題ないって言ってた。
あくまで一緒に使うという条件は満たすという前提なのですが……
というかですね・・・厳密にいうとFDDは既にバンドル範囲にははいってません。すでに必要不可欠なパーツではなくなっているので。(インストールにも不要)
が、余りにもこのバンドルという制度ができてからFDDとセットというのが
定着しており慣習となってしまっためバンドル販売が認められています。
(日本のMSが頑張ってこの条件を通したという噂)
お店側として記載しておかないといけない項目があるんじゃないでしょうか。
自分が知っている範囲での違い
1、技術サポート
2、CD類紛失時の対応
パッケージ版
1、MSの電話サポートを受ける権利が付く
2、プロダクトキー、CD紛失でも
ユーザー登録しておけば再発行が可能
OEM版
1、WindowsUpdate以外の技術サポートは
すべて販売店持ち(マニュアル表紙に記載あり)
MSに対応を求める場合は有償
2、再発行不可
まあここに来られてる方々は
1も2も必要ない人ばかりでしょうけど…(笑)
なにげに勉強になったw