あのPCI-E接続SSD「G-Monster-PROMISE」が秋葉原本店に上陸！

いよいよ、あのSSDが発売目前！　先週秋葉原本店で行ったデモPCが話題沸騰でしたよ。

最初の発売予定は3月でしたっけ？　時期が延びまくって不安になりましたが、ついに発売ですか。

それってPhotoFast：G-Monster-PROMISEね？　超高速って噂だけど、実際どうだったの？

さすがにデモ用のPCを占領してチェックとは無理ですので、今回は見てないんですよ。

じゃあ今週はもう終わり？

私がチェックしてきましたからご安心を！　もちろん占領したのは閉店後ですよ。

道理でこのところすぐいなくなると思った。

デモ用のPCを使用したので、さすがに複数のマザーボード上での動作チェックは無理でしたが、基本的な内容は押さえたつもりです。

ちゃんとソフト起動時間もチェックしましたし、大丈夫かと思います。では始めましょう。

最初はカードの形状チェックよ。

外見はビデオカードっぽいです。

しかもこの写真だと、奥のディスプレイ出力と重なって見えるので、まさにビデオカード状態。

それはSSDというにはあまりに大きすぎた。大きく、ぶ厚く……。

やけに情緒的な説明ですね。

元ネタは某ファンタジー漫画ですがな。ちなみにセリフのSSDを剣に変えて検索するとネタが分かりますよ。

会心のネタなのにすぐばれる……。

ところで何故こんな形状なので？

簡単に言うと、普通のSSDを４つ購入して、RAIDカードに接続しているのです。

RAID接続ってのは、いわゆるメモリコントローラーで複数のフラッシュメモリに同時アクセスするという「実質RAID」の事？　それなら最近のSSDはみなそうでは？

いやいや、この製品はまさにRAIDです。PCI-E接続のハードウェアRAIDカードに、SSDを複数つなげてます。それをまとめたらこの形状になったと。

なんと豪気な。

ですので、RAID設定に入れば自分でRAID 1に切り替えることも出来ますよ（初期設定はRAID 0）。

奥には電源供給の４ピンコネクタが２つと、吸気ファンもあります。排気はビデオカード同様、PCIブラケット側からです。

内部にはSSDが４つ入っているとの事で、４ピン電源１カ所からSSD2個に電力を供給しています。そのため、１つ抜くと２つのSSDが使えなくなります。

次はいよいよ速度測定ね。

了解です、まずはデモ用PCの主な構成から。

マザーボード：FOXCONN Flaming Blade GTI（X58チップセット）
CPU：Core i7 920
MEMORY：PC3-10600 2GB×3
ビデオカード：GeForce9500GT

チェック項目は以下の通りです。

・CrystalDiskMark

・LineageⅡ起動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。OS起動直後と、タイトル表示後すぐにゲームを終了し、すぐ再起動の２回を計測。

・同一ディスク内へのデータコピー時間（容量約10GB）

あれ、今回OS起動時間は無いの？

RAIDカードを挿している環境のため、カードの認識に時間がかかります。そのため1分20秒くらいですかね。

まあ、認識はRAIDカードを挿した時の宿命なので、これはしょうがないですわ。

そういえば、このSSDって、CrystalDiskMarkだと数字がばらつくっていうけど？

測定に使うデータサイズを変えるごとに違いが出るとのことで、実際に見てみました。

・データサイズ50MB

50MBの時は（メーカー公称値）の1000MB/s（1GB/s）になるのね。

・データサイズ500MB

ただ、データ量を増やすと数値が落ちるんですよねぇ。

原因は不明だそうです。これはAKIBA PC HOTLINE（5/9）にも載っています。

なるほど。

まあ特殊な製品のため説明しにくいところがあるので、実際にソフト起動やデータコピー時間を見ましょう。

そうですね。では残り２つのテスト結果です。

・LineageⅡ起動時間
１回目：15秒　　　2回目：14秒

・同一ドライブ内へのデータコピー時間（容量約10GB）
42秒

速いじゃない。

LineageⅡの１回目でこの時間は、ほぼ頭打ち。つまり限界に近い速度です。

何よりデータコピー時間に注目ですね。

キャッシュ内蔵SSDのRAID 0が1分34秒だったから、倍以上ですか。なお、ハードディスクの場合（1台）は、高速モデルのVelociRaptorでも3分台前半です。
※キャッシュ内蔵SSD：「Vertex Series」記事は　こちら！

速いのはよ～～く分かったわ。あとは値段よね……。128GBで159,800円は高くない？

でも、このカードが積んでいるRAIDカードって、なかなかの製品のようですぞ？

ですね。確かPromise製：SuperTrak EX8650ですから。このカードだけでも6万円以上しますよ。

同じPhotofastのキャッシュ内蔵SSD、32GBが22,800円ですので、その4倍だと91,200円。

その他、RAIDカードとSSD×4をまとめて１枚のカードにしている加工・作業代も考えると、実は適正価格なのね。

一番のポイントは、RAIDカードとSSD（やHDD）を別々に購入した場合、相性とかの影響で予定の速度が出ない可能性もありますが、本製品はその相性をクリアしているので安心、ということです。

160,000円分のパーツを意気揚々と買って、いざ家に着いたら相性で速度が出ない、ってのはダメージ大きすぎるもんね。

数年前、9,000円くらいのビデオカード買って、メーカー製タワー型PCに挿したら相性で起動しなかった苦い記憶が……。

とにかく、価格だけ見ると確かに高いですが、逆にRAIDカードとSSDを一緒に買う予定の方は、こちらを選択して損はないと思いますよ。

なるほど。

私も買う予定ですし。

……今年の目標「パーツ買い控え」は？

今年はもう半年たちますが、まだAtomマザーとGeForce9600GTとモニタとキャッシュ内蔵SSD 256GBと……、あとその他しか買ってませんよ。

その他ってのが怪しすぎる。

お二方が今年はおとなしすぎます。もっとPCに投資してください。

この前、PCを置いている部屋の空気を対流させるため、ボックス扇風機買ったわよ。

引っ越し先にエアコンが無いので、来月にでもPC冷却用にエアコン買いますわ。

それPC関連ですか？

冷却とエアフローはPCの基本よ。

今回のSSDにもファンがあったし。

堂々と言い訳しないでください。

その他記事一覧は　こちら

Posted by dospara_partsdog at 20:27│Comments(0)│TrackBack(0)│主要パーツ | ３匹│2009年05月22日

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