ROCCATのヘッドセット「KAVE」はいかが?
引っ越してデュアルディスプレイにしたのに、サウンドは普通の2chスピーカーなんですわ。
5.1chもあるけど設置スペースがきつく箱の中。何とかサラウンド環境にしたい今日この頃。
それならば、最近ROCCATのKAVEが話題ですよ。私も先日買いましたし。
5.1chもあるけど設置スペースがきつく箱の中。何とかサラウンド環境にしたい今日この頃。
それならば、最近ROCCATのKAVEが話題ですよ。私も先日買いましたし。
「リアル5.1chサラウンド」対応のヘッドセットね。このリアルってどういう事?
本製品はイヤーカップの中に、スピーカーが4つ&振動ドライバーが内蔵されている模様。
スピーカーが耳の位置より前後にあるため、理論上サラウンドスピーカーと同じ効果になります。
ソフトで擬似的に処理しているバーチャルサラウンドと、「実際にスピーカーが前後にある」では何かが違うはずですよ。
スピーカーが4つ……、接続はどうやるの?
いいところに気付きましたね。ではコネクタを見てみましょう。
ヘッドセットって普通は2本だから多いですのう。
本製品は、マイク用の1本に加え、左右・背後の左右・センター&サブウーファ用で3本、合計4本必要です。
あと、USBケーブルは何に使うの?
スピーカーやボリュームコントローラーへの給電ですので、接続しないと音は出ません。
つまり、本製品はスピーカー同様に、マザーボード背面への接続が前提となります。 前面接続と違い、抜き差しが面倒ですのでご注意を。
4本という事は、背後にサウンド用コネクタが3つしかないマザーボードの場合はどうなるの?
普通に2chのヘッドセットになります。本製品をご購入の際は、マザーボードのコネクタ数をご確認下さい。
コネクタが少ないマザーボードの方は、サウンドカードの増設をオススメします。
確かにそうだよね。ちょうどいいからオススメサウンドカード教えてちょ。
そうですね、ゲーマー用ヘッドセットですから、 サウンドカードもゲーマーの認知度が高いサウンドブラスターから2製品ほど。
PCI Express Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio (SB-XFI-XAPE)
PCI Express Sound Blaster X-Fi Titanium (SB-XFT)
でいかがでしょう。
サウンドカードを選ぶ際の注意点ですが、こちらもアナログ出力コネクタが多い製品をどうぞ。
デジタル出力のみや、アナログでも入出力が2つしかないUSB外付け製品は効果がないです。
了解、次に実際に使った感想はどう?
昔雑誌でサウンド記事を書いた事がある拙者の感想ですが、確かに5.1ch効果がありますわ。
低音もしっかり出てます。音質の感じ方は主観のため、気になる方は秋葉原本店等に視聴可能なデモPCがありますのでぜひチェックしてください。
ちなみに今回試したソフトは以下の通りです。
HALO体験版を2人で対戦して、相手のプレイヤーに周囲を回ってもらいながら武器を撃ってもらいました。 ちゃんと相手の位置によって音が出る場所が変わります。
(C) 2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.
本製品の付属CDにあるデモムービー。ちょうど画面の英語を読む部分等が、ステレオ接続だと聞こえません。
Realtek HDサウンドのオーディオマネージャでスピーカーチェック。
効果を手っ取り早く確認したいならこれが楽ですね。
なるほど〜。
なお、さすがに背面に関しては実際のスピーカーより効果が弱いです。
でも、背面から音が出ている時に後頭部を微妙につつかれている様な感触、つまり音圧はちゃんと感じますぞ。
なら大丈夫ね。
ちなみに大手レビューだとRealtekのオンボードサウンドで試していますが、
最近ASUSやASRockのマザーボードで搭載例が多い、VIAサウンドでも問題なく使えました。
なお、本製品には普通の2chヘッドセットには無い注意点があります。
まずは最初に言ってたコネクタ数ね。
そうですね。あと、コネクタを接続する時ですが、色を間違えないで下さい。
正しい色に接続しても、オーディオマネージャが認識した時に間違ったスピーカーを振り分けると、音の聞こえ方がおかしくなったり、聞こえなくなります。
ほうほう。
もしオーディオマネージャの「5.1ch or 6ch(製品により表記が違います)」のサウンドチェックを試して音が出ない場合、割り振りが間違っている可能性があります。
その場合、オーディオマネージャのコネクタにカーソルを当てると何が割り振られているか表示されるので確認してください。色と割り振りの一覧は以下の通り。
緑:フロント(前面)スピーカー
黒:リア(背面)スピーカー出力
オレンジ:センタースピーカー/サブウーファ(重低音)出力
ピンク:マイク入力
なお、今回使っていない白ですが、これは7.1(8)ch用のサイドスピーカーです。
マイクの名前が出たところで確認だけど、本製品のマイクって先端が光っている時がミュートなのね?
そうなんですわ。説明書見ないで試したから録音できず、不良品かと思ったくらいで……。
で、付属のデモムービーを見てたら
「マイクロフォーン! ウイズ ミュート エルイーディー!」
ってすごく気合の入った声で教育されました^^
先端のLEDはマイクの状態ではなく、「ミュート機能のON/OFF」を示すんですよ。説明書にもありますから(ミュートの解説は英語です)。
某雑誌で(以下略)なんだから、説明書はちゃんと読もうね(あきれている声)。
英語なのでスルーしてました><
なお、ミュートやボリュームはケーブルの途中にあるボリュームコントローラーで一括制御できるのね。
特にボリュームは、センター・フロント・リア・サブウーファ、それぞれ独立して変更が可能です。
という訳でチェックも終わりですね。感想はいかがです?
昔雑誌で(以下略)の感想としては、デザインもいけてるし音質も手堅いです。 10,000円以下という価格も考えると、コストパフォーマンス抜群かと。
FPS(1人称シューティング)をプレイしたくても5.1chスピーカーが置けない方にもってこいかな。
ですのう。ちなみに怒首領蜂とかの弾幕系シューティングももっと上手くなりそう。
何で? FPSは音も重要な要素だけど、2Dのシューティングは関係ないでしょ?
だってケイブ(CAVE:ゲーム会社です)のヘッドセットだし、きっと効果抜群だって。
文字違うから! 会社名もちゃんと読みたまえ(お怒りの声)!
その他記事一覧は こちら
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