蛙パワーで快適冷却の「PALIT GeForce GTX465」をチェック!
今ウチのPCはBOINC放置とブラウザゲーム、あとは普通にネットサーフィンやニコニコ動画程度にしか使って無いんだけど、
これだとCPUにCore i7 920使う意味が少ない気がするので、3Dゲームでもやろうかな。
ならば、ちょうど気になったGeForce GTX465がありますがどうでしょう?
ちなみにネットサーフィンはもう死語じゃないかと……。
これだとCPUにCore i7 920使う意味が少ない気がするので、3Dゲームでもやろうかな。
ならば、ちょうど気になったGeForce GTX465がありますがどうでしょう?
ちなみにネットサーフィンはもう死語じゃないかと……。
そのビデオカード、熱はどうなの?
GTX400シリーズは、高性能なハイエンドカードだけに、消費電力と発熱が高めになるのはやむを得ません。
でも、GTX470やGTX465は、販売メーカー独自のファンを搭載して、冷却効果を高めた製品が発売されています。
そこで今回気になったのが、この
Palit:GeForce GTX 465
って事ね?
そうです。本製品はデュアルファンを搭載しており、 いわゆるリファレンス形状の製品より冷却性能が大幅アップだそうです。
……これ本当にPalit製品?
そうですけど何か?
思いっきり「PALiT」って書いてあるじゃないの。
カエルは? 外車メーカーみたいなエンブレムしか無いので違和感が……。
カエルなら横と後ろにいますよ。
安心しました^^
ところで、本製品の出力端子って、まるでRADEONみたいね。
GTX400シリーズのリファレンスは、DVI×2、miniHDMI×1という構成ですからだいぶ違いますね。HDMIも一般的な形状で使いやすそうです。
言っておきますが、RADEONと同じコネクタ配置だからといって、ビデオカード1枚での3画面出力には対応してないのでご注意あれ。
も、もちろん知ってるわよ(危うく聞くところだった……)。
では、実際に冷えるかチェックしてみましょう。
3D性能はリファレンスと同じですので、大手ニュースサイトなどをご覧下さい。 使用PCは、
マザーボード:ASRock M3A785GXH/128M
CPU:PhenomII X6 1090T
MEMORY:PC3-10600 2GB×2
ハードディスク:WD10EARS
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
です。
温度の計測ツールは、GPU-ZとHWMonitor1.15を使用。
負荷ツールは3DMark06を解像度1920×1080、「Triangle 512」をループ
・アイドル時
PCを起動して約5分後の温度。
・負荷
3DMark06開始から約10分後の温度。
アイドル時 | 負荷時 | |
---|---|---|
リファレンス形状 | 60℃ | 91℃ |
Palit | 44℃ | 82℃ |
ハイエンドカードだと90℃でも十分許容範囲内ですが、やはり10℃冷えているのは安心できます。
マザーボードや他のパーツへの影響も減るのでいい事ずくめですわ。
そうですね。
なお、本製品は見事に冷えていますが、それでもGTX400シリーズ搭載時は、CPUの冷却にご注意下さい。
なんでCPU?
ビデオカードのファンがある側が冷えても、反対側はそれなりに熱いのです。その熱は上、つまりCPUに向かいます。
インテルCPUの場合、もしi5・i7とかの薄いリテールクーラーを使用していると、この影響で温度が上がる可能性が高いです。
今回の構成だと、1090Tの温度は無事でしたが、リテールクーラーの回転数が上がりやすいのですぐうるさくなりました。
ICE BLADE PROや、兜のような冷却性能が高いCPUクーラーをオススメします。
※ICE BLADE PROの記事は こちら!
兜の記事は こちら!
なるほど。
あと、本製品は一つ注意点があります。
ご覧の通り、本製品の形状は、新タイプのGTX285・295のリファレンス同様に、ケースの奥にも排気するのです。
つまりケースの外だけじゃなく、ハードディスクの方向にも温風が行くってこと?
そういう事です。
ビデオカードの真後ろにハードディスクがあると、 温風が直撃してハードディスクの温度が上がります。
少し下にずらすだけでも、温度上昇を大幅に抑えられます。
という訳で、ハードディスクの温度もチェックしましょう。
リファレンスカードの真後ろに搭載した状態と、 Palitは真後ろと一段下にずらした状態、計3パターンで先ほどの負荷と同じチェックを行います。
アイドル時 | 負荷時 | |
---|---|---|
リファレンス形状 | 33℃ | 36℃ |
Palit真後ろ | 36℃ | 41℃ |
Palit一段ずらし | 34℃ | 39℃ |
10分ちょっとでもこの差だから、長時間3Dゲームを遊んでいるともっと上がるかもね。
本製品を搭載する場合は、ハードディスクの位置にご注意下さい。
あと、フロントの吸気ファンが取り付け可能なケースを使っているのにファンが無い場合は、増設をオススメします。
了解〜〜。
という訳で無事チェック完了。
無事冷えてるし、価格もGTX465の中で最もお買い得なのが気に入ったわね。
あとは電源にご注意下さい。NvidiaのHPでGTX465の最小システム所要電力を見ると550Wですから、余裕を持って650〜700W以上が欲しいですね。
なるほどねぇ。
今日は金曜ですからぜひそのまま買ってお帰り下さい。
最初にやるゲーム決めたいわね。
最近ネットワークRPGとかサービス開始したゲームが増えましたから、どれを遊ぶか嬉しい悩みですのう。
そうなのよね〜〜。
ちなみにここ数ヶ月では、ネットワークRPGを2つ開始、1つ復帰、オフラインゲームでも戦国時代を統一しまくり。
さらにブラウザのリアル系三国志ゲームも開始予定です。
すごいゲーム戦士っぷりですね。
ハイエンドビデオカードを買うなら、PCゲームをどんどんプレイしてみてください。
ちなみに開始予定の三国志ゲームは武将がちょっとデフォルメされてたり女性だったりしますがリアルです。
それってリアル?
■今回紹介した製品 Palit:GeForce GTX 465
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