無停電電源装置(UPS)で雷攻撃を乗り切れ!
いよいよ雷の季節です。停電でPCが突然落ちるのが心配ですね。
前の家では毎年必ず1〜2回は停電してました。 しかも窓が震えるほど近くに落雷するので音も凄まじいし、正直あそこまで近いと怖かったですわ。
前の家では毎年必ず1〜2回は停電してました。 しかも窓が震えるほど近くに落雷するので音も凄まじいし、正直あそこまで近いと怖かったですわ。
確かに停電は困ります。当時2万円くらいで買ったばかりのGeForce 7900GSが壊れた事も……。
私は雷が原因じゃないけど、ある冬にシャワー中停電して、暗くなるわ水になるわで死ぬかと思った。
ちなみに沸かすのはガスだけど、管理機能が電化されている設備なのよ。
ご愁傷様です。ウチは日ごろの行いが良いので、物理的被害はないです。
…………。
まあ、停電はPCや家電にとって大敵です。 あと雷の時は、停電しなくてもサージ(異常電圧)が発生する事もありますし。
……そろそろUPS(無停電電源装置)買おうかな?
ですね。私も掃除が済んだら欲しいところです。
UPSって、サーバーとかで使う巨大バッテリーみたいなやつ? 自宅に置くなんて無理無理。
そんな大きいの買う訳ないから。個人向けの製品もちゃんと売ってるし。
大きさはともかく、価格もウン十万円でしょうに。無理無理。
何でUPSが大きくて高いと信じてるのやら。
今は価格もこなれてますよ。エントリー向けなら1万円しませんから。
ならばすぐ買えますわ。
さすがに低価格の製品はバッテリ容量が小さいから長時間は持たないけど、 停電してからソフトを終了してOSをシャットダウンする時間があれば良い訳だし。
という訳でゲット。
CyberPower:Backup BR 500
がなんと7,980円(2010/7/8現在)でした。
なんか行動が早いですね。
昔よりPCというかハードディスク内のデータ量が増えてますし、被害が出る前に対処をしようかと。
確かにそれは言えてる。
では製品を見てみましょう。早速開封したところ、コンセントが2種類あるんですわ。
「停電時にバックアップする」は、その名の通り停電時に守りたい機器を接続します。
やはりPC本体と、ディスプレイ、外付けドライブ辺りかな。
そうですね。
で、「停電時にバックアップしない」は、普通のOAタップみたいなイメージね。
ただし、通常のタップと違うのは、UPS経由なので雷サージ防止機能がある事です(もちろんバックアップする側にもあります)。
停電時にすぐ消えても問題ないけど、雷サージなどでの破損は防ぎたい機器用ですかな。
そういう事。スピーカーとかプリンターね。
では実際に使ってみますか。
PCにつなげる前に、充電しておくと良いそうよ。
説明書にはすぐ使っても良いとありますが、なるべく先に充電を推奨だそうです。
充電している間にPC側の設定を済ませましょう。最初に付属の管理ツールをインストールしてください。
インストールと充電が終わったら、PCのコンセントをUPSに接続して起動します。
管理ツールを起動するとこの画面になりますが、USB接続前のため電源のデータが見えません。
最後にUSBケーブルでPCとUPSをつなげると、データが表示される訳ね。
なるほど、ちゃんと管理されてますのう。
ちなみに説明書の対応OSにWindows 7は書いてありませんが、公式HPには7対応とあります。
付属の管理ツール「PowerPanel Personal Edition」は問題なく使用できました。
付属ツールのバージョンは1.2.3です。最新版は1.2.7ですので、最新版を希望の場合は公式HPからダウンロードしてください。
※メーカーHPは こちら!
では、せっかくなので、実際にPCがシャットダウンするまで何分かかるかチェックしてみますわ。
使用PCは、
マザーボード:H55チップセット MicroATX
CPU:Core i3 530
MEMORY:PC3-10600 2GB×2
ビデオカード:オンボード
OS:Windows 7 Ultimate
です。
上記の構成で、Prime95とモンスターハンターベンチマーク(解像度1280×720)を実行すると、 消費電力が約113Wでした。
UPSのコンセントを壁から引っこ抜いて、停電状態を再現。
バッテリで動作中は、管理ツールの表示がオレンジになります。
(C) CAPCOM CO., LTD. 2007, 2010 ALL RIGHTS RESERVED.
なお、USB接続していると、管理ツールの機能でバッテリを使い切る前に安全にシャットダウンするため、
この後ツールを停止、USBケーブルも外して無管理状態にしています。
※実際に強制シャットダウンを行うと、パーツやデータが破損する恐れがありますので、絶対に真似をしないで下さい。
結果はどう?
公称値通りには行きませんが、消費電力113Wで12分弱ほど持ちました。 実際にはディスプレイも1台接続が必須ですから、10分弱ではないかと。
なるほど。いわゆるオンボードグラフィック搭載の低消費電力PCなら、 ゲームやワープロソフトなどを終了させてシャットダウンする時間は十分ね。
この状態で、消費電力100W程度のビデオカードを挿して負荷状態でも、5分ほど持ちそうですの。 慌てず行動すれば大丈夫でしょう。
今回の主な注意点は、以下の通りですね。
・本製品は電源容量500VA(ボルトアンペア)、300Wまで対応です。
高性能CPUやビデオカード搭載で消費電力が300Wを超えるPCを使用、
対応範囲内のPCでもバックアップ時間を延ばしたい場合は、より大容量製品をお選び下さい。
・バックアップ側のコンセントには、PC本体、メインディスプレイ、外付けドライブなど必要最低限の機器のみ繋げましょう。
スピーカーやサブディスプレイ、プリンタ等は、バックアップしないコンセントにどうぞ。
・レーザープリンタや暖房器具等、消費電力が大きい機器は接続不可(本製品の対応容量300Wを超えます)。
バックアップをしない方のコンセントでもダメなので、UPSではないコンセントに接続して下さい。
その他詳細は、メーカー公式HPをご覧下さい。
我が家のレーザー複合プリンタは無理か……。
なんでそんな豪華な機器を持ってるんです?
ライター時代の名残ですわ。ここ数年は飲み屋のクーポン印刷にしか使ってないけど。しかも年に1〜2回……。
なんという宝の持ち腐れ……。
その使用頻度なら、使う時以外コンセントそのものにつなげる必要ないでしょう。
まあ、プリンターは置いといて、今回はゲーム用に使うのが目的だからOK。
なぜゲーム?
ほら、ネットワークRPGでパーティ組んで狩りの最中に突然落ちるとよろしくないし。
停電が理由でも、その時組んでた人全員に説明できる訳じゃないですから。
はあ。
私もネットワークゲーム中の停電で切断死の経験があるので分かります。
本製品、と言いますか大半のUPSには電話線用の「通信保護ポート」(LAN用ではありません)が付いていますので、
モデムやルーターを接続すればこちらもサージから守れますよ。
という訳で、UPSがあれば「今停電発生! UPSで延命してるけどあと少しで落ちるので抜けます」と言って一件落着。
素早く安全地帯に移動してログアウト、そしてPCをシャットダウンしましょう。
ふむ、ネット仲間に迷惑をかけないで済むのは良い事かもね。
きっとその後、パーティ内で「UPS使ってるなんてカッコいい」「ナウいじゃん(死語)」と話題になるはず。
「UPSって何だろ?」で終わりそうな気がします。
……それがきっかけで、ゲーム世界での評判がうなぎのぼり。ログインする毎にパーティの引く手あまた^^
夢見すぎ。
ちょうど夏のジャンボ宝くじも発売したし、夢にあふれてます><
人の夢と書いて儚い(はかない:実現の可能性が乏しいという意味)と読むんですよ?
犬だからOK。
なんか上手くまとめたなって思ってる?
■今回紹介した製品 CyberPower:Backup BR 500
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