注目の小型マザーボード「MINIX 6150SE-UC3」の性能チェック!

LGA775の様な旧規格対応品というイメージだけど、これもそういう製品ですかい?











この点が実際の処理にどう影響するか……。








もし電源が20+4ピンではなく分離不可な24ピンだと直接接続できません。 写真右上の変換コネクタをご利用下され。


比較対象として、890GXチップセット製品(LFB128MB搭載)を用意しました。
基本スペックは以下の通りです。
CPU:PhenomII X4 955
MEMORY:PC3-10600 4GB×2
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
チェックソフトと項目は、
・Superπ(円周率計算)
104万桁、419万桁
・CINEBENCH 11.529(CPUのレンダリング速度)
CPUチェック
・FF11 BenchMark
High
・MHFベンチマーク
解像度1280×720


「Useful Software Utility」から「64bit Driver Manual Install」を選んでCD内部のフォルダを開き、手動でインストールしてください。

Superπ(104万桁・419万桁) | CINEBENCH | FFBench | MHF | |
---|---|---|---|---|
6150SE-UC3 | 22秒・2分04秒 | 3.78 | 2672 | 165 |
890GX | 21秒・2分03秒 | 3.78 | 5665 | 955 |




利点
・オンボードグラフィックは、ネット閲覧やメール用には全く問題ない性能です。
・CPU処理能力は最新チップセットにそう劣りませんでした。
・TDP 95Wの6コアCPUにも対応とのこと(メーカーのCPUサポートリスト参照)。
・AthlonIIとのセットなら、デュアルコア構成で約11,000円から、クアッドコアでも15,000円から購入できます。
※AthlonIIの販売ページは こちら!
注意点
・オンボードグラフィックで3Dゲームはきついです。
・アナログ出力しか無く、Blu-rayや地デジ再生にはビデオカードが必要。地デジチューナーが欲しい場合は、USB外付け製品をご用意下さい。
・PCI-E x16スロットはgen1のため、ハイエンドビデオカード搭載時の高解像度高負荷は、gen2スロット搭載時より重いはず。
3D性能の影響については、x16 gen1と帯域が同等のx8 gen2で測定しているP7P55D-Eの記事をご覧下さい。
(Mini-ITXマザーボードにハイエンドビデオカードを搭載する人はまれかと思いますが、参考にどうぞ)
※P7P55D-Eの記事は こちら!


TDP 125WのCPUは電源容量の面でも使用困難です。それどころか、容量150WだとTDP 95Wでも苦しいかもしれません。




DDR3の4GBメモリも安くなってますからもう1台……。
※DDR3 4GBメモリの紹介記事は こちら!



あとは、「今まで倒したマーフィーズゴーストの数」と言えたらゲーム戦士としても一人前ですぞ。

■今回紹介した製品 J&W:MINIX 6150SE-UC3
その他記事一覧は こちら
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