新登場「GeForce GTX570」のパフォーマンスはどう?
もう今年も12月ねぇ。何か年末に相応しい注目パーツない?
今年は9月以降に新ビデオカードが続々登場していますが、今月もその勢いは続いてますね。
という訳で、ちょうど12/7夜に発表されたばかりの最新ビデオカード「GeForce GTX570(以下GTX570)」を見てみますか。
今年は9月以降に新ビデオカードが続々登場していますが、今月もその勢いは続いてますね。
という訳で、ちょうど12/7夜に発表されたばかりの最新ビデオカード「GeForce GTX570(以下GTX570)」を見てみますか。
GTX570は、その名の通りGTX470の後継モデルとなります。
先日製品レビューで紹介したGTX580は、GTX480より性能が1〜2割アップしとります。
このGTX570もGTX470からアップしているとの事。
※製品レビューのGTX580紹介記事は こちら!
ネット情報だと、
GTX480相当の性能で消費電力はダウンって聞くけどどうなの?
その点を早速確認しましょう。
まずは形状チェックから。形も長さGTX580と同じです。
背面が少しだけ違いますが(GTX570はチップがわずかに少ない)、気にする必要はないでしょう。
なお、重さはGTX580:890g、GTX570:880gでした。
出力部分も、DVI-I x2・MiniHDMIなのでGTX580と同じです。
違いと言えば、補助電源コネクタが6ピンx2という事ですかな。
※GTX580は6ピン+8ピンです。
なるほど。
ではお待ちかねの性能チェックです。
ちなみに、このGTX570は12/7の夜に登場したのですが、
その1時間程度前に、待望のベンチマーク「3DMark 11」がリリースされたので早速試しました。
今回の使用PCとチェック項目・設定は以下の通りです。
マザーボード:ASRock X58 Extreme3
CPU:Core i7 950
Memory:PC3-10600 4GB×6(PC3-8500動作)
HDD:WD10EADS
電源:750W(80PLUS対応)
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
ドライババージョン:263.09(製品付属版)
・3DMark 06:解像度1920×1080、Select Tests「SelectALL」
・3DMark Vantage(以下Vantage):High(液晶ディスプレイが1920×1080のため、Extreme選択不可)
・3DMark 11:Performance
・MHFベンチマーク「絆」(以下絆):解像度1920×1080
・FINAL FANTASY(R) XIVベンチマーク(以下FF14):High
・Heaven Benchmark 2.0(以下Heaven):解像度1920×1080
・温度(GPU-Z 4.9で計測)
アイドル時:OS起動から約15分後
負荷時 :チェック終了までの最高値
・PC全体の消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時:負荷からアイドルに戻し、15分後の温度
負荷時 :CPU負荷ツール「Prime95」と、3DMark06「Batch Size Tests:512 Triangles(解像度:1920×1080)」を同時にループさせ、約10分後の数値
なお、製品レビューでのGTX580紹介時とPCが異なるので、GTX580も再チェックしました。
GTX480はGTX580紹介時のデータです。PCが違うため参考としてどうぞ。
・3D性能
3DMark 06 | Vantage | 3DMark 11 | 絆 | FF14 | Heaven | |
---|---|---|---|---|---|---|
GTX580 | 20721 | 19501 | 5808 | 11765 | 5029 | 1464 |
GTX570 | 20271 | 16871 | 5165 | 10207 | 4691 | 1264 |
参考:GTX480 | 20857 | 15056 | 未計測 | 10301 | 4577 | 1235 |
・温度&消費電力
温度(アイドル時・負荷時) | 消費電力(アイドル時・負荷時) | |
---|---|---|
GTX580 | 48℃・86℃ | 130W・460W |
GTX570 | 50℃・87℃ | 129W・438W |
参考:GTX480 | 52℃・94℃ | 129W・480W |
・3D性能グラフ(クリックで拡大)
ほうほう、確かに性能はGTX480相当、消費電力は順当にダウンね。
GTX570はPalit製なら約33,000円から購入できます。3万円前半でこの性能はなかなかですのう。
最近3万円台の製品が無くなっていたからいい感じね。
最新FPS(一人称シューティング)などの高負荷ゲームを満喫したいけど、5万円以上はちょっと……、いう方に最適かと。
予算を2万円以下に抑えたいならHD6850やGTX460、2万前半ならHD6870、
そして3万円台ならこのGTX570という風に、価格の住み分けが上手く出来ている感じです。
この辺りは予算と性能・機能を考えて、お好みの製品をお選びくだされ。
ではチェック完了です。早速家でDirectX 11を満喫しましょう。
DirectX 9・10関しても、最新製品に相応しい性能なので、まだ11対応ゲームを持っていない方もご安心を。
ちなみに私もRADEON HD6870買いましたが、11対応ソフトはベンチマークしか無いです……。
まあ今後増えるのは確実だし、今の環境もより快適になるなら11対応ビデオカード買ってもいいかな?
この価格帯のビデオカードでしたら数年使うでしょうし、未来を見据えてぜひどうぞ。
そうそう、私も未来を見据えてHD6870を。そしてUSB3.0の事 を考えて前回紹介したケース「DP-2012」も購入しました。
※前面USB3.0付きPCケース、DP-2012の記事は こちら!
おお。
さらに、32インチフルハイビジョンテレビと野菜皮むき手袋も一緒に注文しましたぞ。
これで明るい未来がやってくるはず。
その組合せでどういう未来がやってくるのかと。
■今週紹介した製品
GeForce GTX570
その他記事一覧は こちら
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