Intel SATA3.0対応SSD「510」を颯爽とチェック
インテルSATA3.0(6Gbps)対応の新SSD、「510」シリーズが登場たけど、相当速いそうね?
高速ドライブにうるさい我らとしては、見逃すわけには参りませんのでチェックしましょう。
なお、SSDマニアのテッシーが海外出張中ですぐ触れないのを悔しがってました。
彼の分まで頑張ります^^
高速ドライブにうるさい我らとしては、見逃すわけには参りませんのでチェックしましょう。
なお、SSDマニアのテッシーが海外出張中ですぐ触れないのを悔しがってました。
彼の分まで頑張ります^^
250GBと120GBの両製品を入手できたので、早速見てみたいわね。
※Intel SSD 510シリーズの販売ページは こちら!
なお、本製品のコントローラーは、インテル製ではなく、Marvell製「88SS9174-BKK2」を採用。
これはPLEXTOR:M2Sシリーズと同じですわ。
※PLEXTOR:M2Sシリーズの販売ページは こちら!
ただし、M2Sとは内部構造が違うそうです。
開けられないので内部は見られませんが、せめて形状を確認。
従来のSATA2版(写真上)は7mm厚のケースに2.5mmのスペーサーが付いていましたが、今回は9.5mmケースです。
金色ってのが上位製品らしくて素敵。
では早速速度をチェック。今回はとにかくチェック回数が多くて大変でしたわ。仕事の合間に頑張ったね(自画自賛)。
チェックばかりしてた様に見えたのは気のせい?
……今回は紹介する事が多いので、なんと記事内リンクという高等技術を駆使してみましたぞ。
メニューは以下の通りで、見たい項目をクリックすると飛びます^^
■おなじみの速度チェック!
・H67&890GXマザーボード
■SATA3.0接続で速度が出ない場合は?
・AMD最新AHCIドライバ
・IDE設定で使用
・Marvell SATA3.0チップ搭載マザーボード
これ高等技術だっけ?
(華麗にスルー)なお、検証環境とチェック項目は以下の通りです
(SSDはAHCI設定で接続)。
・H67環境
マザーボード:H67 MicroATX(B3 Stepping)
CPU:Core i7 2600
Memory:PC3-10600 4GB×2
OS用ハードディスク:VelociRaptor WD6000HLHX
ビデオカード:GeForce GTS450
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
・890GX環境
マザーボード:ASRock 890GX Extreme4
CPU:PhenomII X6 1100T
Memory:PC3-10600 2GB×4
OS用ハードディスク:VelociRaptor WD6000HLHX
ビデオカード:RADEON HD6950
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
■おなじみの速度チェック
最初にいつもの速度チェックから。 チェック方法は以下の通り。
・CrystalDiskMark 3.01a
※計測回数が多いため今回はCrystalDiskMarkのみとなります。
・LineageII起動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
OS起動直後と、タイトル表示後ゲームを終了し、すぐ再起動の2回を計測。
・同一ディスク内データコピー
※ファイル数2,399、容量10.6GB
比較対象として、同じインテルからSATA2版の120GB製品を用意しています。
では結果をご覧下さい。
・H67マザーボード
※左から、250GB、120GB、SATA2版120GB
LineageII起動時間 | データコピー時間 | |
---|---|---|
250GB | 20秒・13秒 | 1分10秒 |
120GB | 19秒・13秒 | 1分28秒 |
SATA2版120GB | 19秒・13秒 | 2分31秒 |
・890GXマザーボード
※左から、250GB、120GB、SATA2版120GB
LineageII起動時間 | データコピー時間 | |
---|---|---|
250GB | 19秒・14秒 | 1分6秒 |
120GB | 18秒・14秒 | 1分25秒 |
SATA2版120GB | 18秒・13秒 | 2分34秒 |
速いわね〜〜〜〜〜。
特に同一ドライブ内コピーは、間違いかと思って再計測したくらい速いですわ。
250GBなら、今までで最も速かったSATA2版の倍以上……。
なお、4Kは読書き共にSATA2用120GBと互角のため、
細かいファイルを多数読むLineageIIの起動は互角です。 890GX環境の4KがH67より遅めですが、コピーやLineageII起動は同等でした。
ほうほう。ところでOS起動は早くなる?
もちろん。ただしマザーボードによって最初の画面が長いとか違いが有るので、 ここで秒数を計っても意味が薄いです。
Windows 7をインストールして、OS起動画面がすぐ終わるという動画を撮影しましたのでごらんあれ(H67・250GB環境)。
素晴らしい(*´д`*)
OSとマザーボード・ビデオカードドライバ・最新DirectXを入れただけの状態とはいえ、
光の玉がWindowsマークになる前に切り替わるのは凄いのでは。
「ようこそ」もあっという間に終わってるし。
という訳で速度チェック完了。
次は速度が出ない場合の確認に行きますか。
■SATA3.0接続で速度が出ない場合は?
速度が出ない場合って?
今のところ、以下の3パターンがある模様。
もしSATA3.0に接続しているのに遅いという方は、以下の可能性が高いので参考にして下さい。
あと、間違ってSATA2に接続していないかもご確認下さい。
●AMD最新AHCIドライバ編
まずは大手サイトでも紹介されていますが、890GXマザーボードの場合、
Catalyst 11.1以降のAHCIドライバをインストールすると、100MB/s以上遅くなります。
・890GX AMD最新AHCIドライバ
※左から250GB、120GB
あれま。
先に計測した速い数値は、マザーボード付属のドライバCDから入れたAHCIドライバです。
さらに、Windows 7標準のAHCIドライバも見てみると……。
・890GX OS標準AHCIドライバ
※左から250GB、120GB
OS標準ドライバでも400MB/s超えるのね。
なお、今回チェックしたドライババージョンは以下の通り。
・AHCIドライババージョン
※左からWindows 7標準、付属CD、AMD最新
※付属CDドライバは、あくまで今回見た890GX Extreme4のものです。
そういえば、大手サイトのレビューでも、AMDの1.2.1.275が遅いとあったわね……。
マザーボードの付属ドライババージョンは、メーカー・発売時期ごとに異なります。
最新の製品ではやはり最新のAHCIドライバがインストールされる可能性があるのでご注意を。
了解〜〜。
●IDE設定で使用編
次のIDE設定ってのは?
これはBIOS(UEFI)上で、SATAの設定をAHCIかIDEで変わるという事です。
これまでOS起動用ドライブはIDE設定のハードディスクだったから今回もIDE設定のまま、という方も多いのでは?
そう言われれば、ウチもIDEね……。で、IDEだとどうなるの?
・IDE設定での速度
※左から、H67・250GB、890GX・250GB
ご覧の通り。もちろん120GBも遅くなります。
あれま。
本製品の性能をフル発揮したい場合は、ぜひAHCIでご使用下さい。
でも、IDEでOSをインストール済みの場合、AHCIにするとダメなんじゃ?
ですのう。ほとんどの場合起動しなくなるので、AHCIに変更後はOS再インストールが……。
※変更後も起動できるマザーボードもあります。
●Marvell SATA3.0搭載マザーボード編
最後に、P55やX58でよく見かける、Marvell SATA3.0コントローラー搭載マザーボードの場合です。
SSDと同じMarvell社のコントローラーだから相性バッチリじゃないの?
・Marvell SATA3.0での速度
※左から、H67・250GB、890GX・250GB
X58マザーボードでチェックしましたが……。
※Marvellの場合、IDE・AHCIどちらもほぼ同速度でした。
あれま。でも、このマザーボードだけの問題じゃないの?
大手サイトにP55マザーボードを使ってのレビューがありましたが、
やはり330MB/s程度でしたのう。
※MarvellチップがPCI-E x1 Gen1接続のマザーボードだと、約200MB/s前後まで落ちます。
なるほど。なるべくチップセットがSATA3.0対応のマザーボードで使うのがオススメね?
※Marvellチップの種類やファームの違いで、速度が出る可能性もあります。
それが良いかと。
無事チェック終了ね。遅くなる条件にさえ気をつけて使えば凄く速いよね。
速さは抜群かと。細かいファイルばかり読み出すソフトの起動用としてはSATA2版と互角ですが、
OS起動やコピーなど、その他も含めて全体的に高速化しますぞ。
家のOS用ドライブ買い換えるかな……。
ああ、今は買うより契約するって言い方がブームなのでよろしく。
ちなみにテッシーから、滞在中のホテル周辺にPCショップがあるって連絡が来たので、現地で契約済みかも。
※海外での直接購入は、初期不良や故障時のサポートが受けにくい(外国語でのやり取りが必要になる可能性が高い)のでご注意下さい。
最新製品紹介だからと、無理にでも最新の流行りネタを使おうとする意気込みは認めなくもない。
でしょ。皆さんも流行のQBじゃなくて新SSDと契約して、魔法じゃなくて高速PC環境を満喫しようよ。もちろん契約はドスパラでね(◕‿‿◕)
※当初文字化けで出来なかったAAが無事入りました。コメントありがとうございます。
言ってる事が絶対おかしくなったから落ち着け〜〜。
■今回紹介した製品
Intel:SSD 510シリーズ
その他記事一覧は こちら
この記事へのコメント
1. Posted by Win7 ほむ 2011年03月07日 10:40
望みを叶えてもらえるなら、契約しますっ!
2. Posted by (◕‿‿◕) 2011年03月10日 22:30
(◕‿‿◕)僕を右クリックして、コピーしてよ
3. Posted by VERTEX 3がほしいです。 2011年03月12日 13:21
個人的には書き込み速度のほうが気になりますね。
なのでRealSSDはパスでした。
次の世代は書き込み速度も向上してるので注目ですね。
次は読書公称値500MB/sオーバーVERTEX 3のレビューをお願いしたいところです。
なのでRealSSDはパスでした。
次の世代は書き込み速度も向上してるので注目ですね。
次は読書公称値500MB/sオーバーVERTEX 3のレビューをお願いしたいところです。
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