地デジ導入時のポイントを再確認
あと数日でアナログ放送が終了しますね(一部地域を除く)。
※7/24に終了をリアルタイムで確認しました。
地デジ視聴環境がないと、テレビが見られなくなるので急ぎご用意を。
※7/24に終了をリアルタイムで確認しました。
地デジ視聴環境がないと、テレビが見られなくなるので急ぎご用意を。
アナログ放送もですが、個人的には某時代劇終了がショックですわ……。
以前の外付けチューナー紹介時も話題に出たくらい、我らとは縁が深い番組ですからのう。
※水戸黄門の豆知識も充実しているBUFFALO:DT-H10/U7の記事は こちら!
縁というより勝手にネタにしただけの気が……。
確かにそれも歴史的な出来事だけど、今回は地デジの話なのでよろしく。
……では、これから地デジ環境を導入しようとしている方に、 各種ポイントを紹介していきましょう。
あと、テレビがすでにあるから「大丈夫、問題ない」という場合も、録画はどうなのかご確認を。
テレビが地デジ対応で何気なく視聴していても、実は録画がアナログ用レコーダー、という事があるかも。
そうですね。視聴と録画が別々の機器、という方はご注意ください。
そういえば、我が家の録画用ノートPCはアナログ放送専用なので、早く何とかしないと。
ちなみに、大岡越前の最終回や、さらに以前の環境で録画した曙VSボブ・サップは、
このノートPCに大切に保存してありますぞ。
では早速、以下の項目を解説していきます。
1・放送エリアやアンテナは大丈夫か?
(普通のテレビを買う前提の方も確認してください)
2・PCの出力やディスプレイがHDCP対応か?
3・その他注意点について
了解〜。
●地デジが視聴できるエリアか確認
これはもう大丈夫ですかな?
現在一部を除き「ほぼ」全世帯が地デジ放送範囲内ですが、
これからという方は念のため確認しておきましょう。
特に、UHFアンテナが電波の中継局の方を向いていないと、
受信レベルが確保できず視聴できない可能性があります。
ちなみに地デジはUHF波なので、VHFアンテナだと視聴できません。
このアンテナの方向は重要です。
あと、地方局の場合、その名を冠する自治体でも
一部地域はダメ、という事があるみたい。
その通り! 我が家は千葉県松戸市なので、
当然千葉テレビが映ると思ってたら……。
エリア外だったんですね?
無念><
ただ、東京MXがOKなので、(アニメ的に)少し助かってますがね。
という例があるので、皆さんもご注意を。
あと、ケーブルテレビでの受信といった特殊な環境の方は、
ケーブルテレビ局のHPでご確認ください。
地上デジタルの電波が届いているか、中継局がどこにあるかは、
(社)デジタル放送推進協会(Dpa)のHPにある「地デジ放送エリアのめやす」でご確認ください。
※DpaのHPは こちら!
地方局の情報は、それぞれのHPでご確認くださいな。
●PCがHDCPに対応しているか?
次はHDCPに対応しているかどうかですね。
HDCPに関しては、ここ2〜3年のパーツなら、
RADEONなどのビデオカードはもちろんオンボード出力でも対応しているかと。
古いパーツご使用の場合は説明書や箱、メーカーHPに「HDCP対応」と書かれているかご確認ください。
特にドライバが古いと、今度は「COPP」が非対応になり、ハードウェアはOKでも視聴できません。
※COPP:マイクロソフトが開発したデジタル著作権保護技術の一つです。
ディスプレイは?
こちらは20インチ以上のワイド液晶なら大半が対応ですが、一部は異なります。
現在使用中の方は説明書などをご覧ください。
また、現在発売中のディスプレイでも、ごくわずかですが非対応の製品もあります。
ドスパラ通販ページのリストでは、対応製品には「その他:HDCP対応」とあります。
一部製品は文字数の都合で表記が無いので、クリックして詳細ページをご覧くだされ。
なお、HDMI・DisplayPort端子はHDCP対応です(HDMIという規格がHDCPを前提にしている)。
HDMIが無い製品(例えばD-SubとDVI-Dという構成)の場合に、HDCP対応かを確認してください。
確かに、HDCP非対応のディスプレイにDVIで接続したら、警告メッセージが表示されたわよ。
なお、HDCPに関係なく、アナログ接続(D-Sub端子など)なら、
最大52万画素で視聴録画が可能です。
52万画素ってどんなもん?
960×540くらいの解像度ですので、
SD(640×480:約31万画素)とハイビジョン(1280×720:約92万画素)の中間ですね。
どちらかと言えばSD寄りの画質ですが……。
デジタル放送は1440×1080か1920×1080なので差が激しいです。
小さいウインドウで見るならまだいいけど、全画面で見るとぼやけそうね。
ですのう、わざわざ地デジ環境を整えておいて、
SDよりちょっとましな画質どまりってのはもったいないですぞ。
なお、BUFFALOやI/Oデータでは、そのPCが地デジ視聴可能かどうかを判断する
ソフトを配布していますので、試してみると良いでしょう。
写真はBUFFALOのツールを使い、同じ環境でデジタル・アナログの接続だけ変えてチェックしてみました。
ご覧のとおり。アナログ接続時は52万画素以下となります。
●その他注意点もお忘れなく
最後のその他注意点ってのは?
以下のような事があります。
・地デジ以外にBSやCS110℃デジタルも、という場合は、3波対応チューナーをお求めください。
・デジタル録画データは、PCやチューナー故障による交換の場合、今までの録画分が見られなくなります。
・録画データのDVDやBlu-ray、メモリカードへの書き込みは10回までです。
10回目と同時にハードディスク内のデータは消えます。
書き込んだDVD等からさらに別のDVDへの孫コピーはできません。
古いチューナーやレコーダーの場合、1回だけコピー、移動可能な「コピーワンス」対応の可能性があります。
・スピーカーはアナログ接続だけ対応というチューナーがあります(主にBUFFALO製品)。
その場合、S/PDIFやUSBオーディオからのデジタル音声出力は非対応です。
・用途に合うチューナーを選びましょう。
製品によっては2番組録画や外付けハードディスク対応といった機能がありますので、
使用目的と欲しいチューナーの機能を確認しておきましょう。
・PCにチューナーを増設の場合、接続方法や空きスロットにご注意を。
※各種チューナーカードの販売ページは こちら!
ちなみに、いまだにダビング10の事を知らない方が多かったです(周囲との会話で判明)。
こういったデジタル放送独自の機能や制限はぜひ知っておいてください。
主なポイントはこんなところでしょうか。
まだ不明なことがある場合、DpaのHPでいろいろチェックできるのでぜひどうぞ。
※Dpa:(社)デジタル放送推進協会のHPは こちら!
ではアナログ放送も終わる事ですし、
テッシーさんリンダさん、地デジの世界へまいりましょうかの。
まだ水戸のご隠居を引っ張りますか……。
三匹なんだから、ネタは
「三匹が斬る」にすべきじゃ?
うっかり言ってはいけないことを……。テッシーさん、懲らしめてやりなさい!
(そのネタは)もういいでしょう!
■今回関連する製品
地デジチューナー全般
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