2.5インチハードディスク期待の1TB製品「HN-M101MBB」をチェック!
ついにノートPC用の2.5インチハードディスクに1TB製品が登場しました。
SAMSUNG:HN-M101MBB
です。
これで一般的なノートPCの容量にも余裕ができますかな。
厚さ12.5mmの製品なら昨年2月に発売されていますが、ほとんどのノートPCに搭載不可ですからの。
12.5mmだと外付けケースも制限されるのでご注意ください。
という訳で、9.5mm厚の1TBが登場したのは、非常に嬉しいところですわ。
なお、基本スペックは、5400回転・キャッシュ8MB・1プラッタ容量が500GBです。
スペックは一般的だけど、プラッタ容量が増えているから高速化してそう?
その辺りがどうなるのか見ていきますか。
ではチェック開始です。
使用PCは、せっかくですからノートPCで見たいという事で、
Prime Note Galleria MR6
を用意しました。
チェック内容は、おなじみの
・CrystalDiskMark 3.01a
・ATTO Benchmark 2.46
・LineageII起動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
OS起動直後と、タイトル表示後ゲームを終了してすぐ再起動の2回を計測。
・同一ディスク内データコピー
※ファイル数2,399、容量10.6GB
です。
データコピー 6分37秒
LineageII 1回目:45秒 2回目:23秒
CrystalDiskMarkで見事100MB/sを突破しました。
これまで2.5インチ製品では、7200回転でないと100MB/sは無理でしたので立派です。
そう言えば、昨年2月の640GB製品4種類レビューでも90MB/s台でしたのう。
あと、データコピー時間も順調に速くなってますな。
※640GB製品のレビューは こちら!
でも、LineageIIは640GB製品の時よりだいぶ遅くない?
これは、640GB製品の紹介から1年半経過し、大小のアップデートを3回くらい行った事で、
LineageIIのプログラムがだいぶ重くなったのが原因かと。
ここに640GBは無いのですが、より高速な7200回転の製品が有りましたので比較してみましょう。
※7200回転のチェックはCrystalDiskMarkとLineageIIのみです。
LineageII 1回目:41秒 2回目:25秒
どれどれ、116MB/s出る7200回転でも1回目:41秒かかるのね。
さらに追加でRead:450MB/sのIntel 510 250GBでも試したところ、
1回目:21秒、2回目:14秒でした。
2010年8月に見たRead:350MB/sのC300が1回目:16秒だったことを考えると、やはりプログラムが重くなってますね。
※Intel 510の記事は こちら!
※Crucial C300の記事は こちら!
なるほど〜。
という訳で、LineageIIの部分は、7200回転に匹敵という結果で良さそうですわ。
チェック終了ね。容量と速度が両方上がってるから、
ノートPCの増設を考えている人には魅力十分かなと。
ですね〜。
ちょうど我が家のノートPCが1台空いたのですが(内蔵のアナログTVチューナーが引退)、
Windows Home Server 2011を入れればまだまだいけそう。
だからハードディスク容量アップするかな。
そういう使い方もありますね。Home Serverが価格改定でお買得になりましたし。
※Windows Home Server 2011の販売ページは こちら!
データの保存先としてはもちろん、クライアントPCのバックアップも行うなら、 サーバーPC側の容量は多いに越したことはないしね。
ああ、そのノートPCはIDE接続だったのを思い出した……。
※RADEON 9100IGPという渋いチップセット採用の2005年製モデルです。
最新パーツを古いPCに搭載したい方は、コネクタの規格等が対応しているか予めご確認ください。
まあ外付けケースに入れるという手もあるからどうしましょ。
パーツは欲しい時が買い時だから、
1TB(イッテラ)買いに行ってら〜。
…………。
めんご><
■今回紹介した製品
SAMSUNG:HN-M101MBB
その他記事一覧は こちら
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