GEFORCE GTX690&670をダブルチェック

テッシーGEFORCEのGTX600シリーズに新製品が2種類登場して活況です。

ジュリーGTX670とGTX690です。






リンダGTX680のワットパフォーマンスが優秀だったから この2製品も期待できるわよね。
 ※GTX680の紹介記事は こちら!


ジュリー確かに。 という訳で早速ゲットしてきましたぞ。


670 JetStream
リンダこの大きなカードは何?

テッシーそれはPalitのGTX670 JetStream(以下:670 JetStream)です。
オーバークロック版ですね。


ジュリー性能がGTX680に迫るという事なので一緒にチェックしようかと。
なお、主要スペックはメーカーサイトをご参照ください。

 ※Nvidiaの製品紹介ページは こちら!
  670 JetStreamの製品ページは こちら!



リンダほうほう。

4製品
テッシーでは形状から見てみましょう。
左から、GTX690・670 JetStream・通常版GTX670・GTX680 です。


ジュリーなお、Palitの通常版GTX670はクーラーがリファレンスと少し違い、 4mmほど長くなっています。

リンダGTX690のリファレンスカードってなんかカッコいいわね。

ジュリーですのう。今までのリファレンスのイメージを一新してますわ。
その代わり、ケース内部にも排気する構造になったのでご注意。


テッシーハイエンドカードだけに排気は結構熱いです。
カードのすぐ後ろにハードディスクベイがあるケースの場合、
カードの真後ろにドライブは置かない方が良いと思います。


ジュリーですのう。


出力
テッシーなお、ディスプレイ出力は写真の通り(GTX690以外は670 JetStreamと同じ)。
GTX690の小さいコネクタは、MiniDisplayPortです。




リンダそう言えば、GTX670のカードそのものは短いって本当?


背面
テッシー上がGTX670ですが(下はGTX680)、
背面から見るとカードの基盤が途中までしかないのが分かります。


リンダほうほう。

ジュリーわざわざ長いクーラーを使うという事は、熱への対応などがあるのではと。


テッシーではチェック開始しましょう。
使用PCやチェック内容は以下の通りです。

 マザーボード:MSI X79A-GD65(8D)
 CPU:Core i7 3930K
 MEMORY:PC3-10600 8GB×8
 ハードディスク:WD 1002FAEX
 電源:1200W(80PLUS GOLD)
 OS:Windows 7 Ultimate 64bit


・3Dベンチマーク
 3DMark 06      :解像度1920×1080、AA x4、Trilinear、Select Tests「SelectALL」
 3DMark 11      :Extreme
 Heaven Benchmark 2.5(以下Heaven):解像度1920×1080
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920×1080

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時    :OS起動後、3分ほど放置した状態の数値
 ビデオ負荷    :3DMark11「GraphicTEST 1」をループして約5分後の数値
 最大負荷    :ビデオ負荷+「Prime95」を同時に実行し、約5分後の数値

ジュリーせっかくですので、GTX680も一緒にどうぞ。


・3D性能
  3DMark 06 3DMark 11 大討伐 Heaven
GTX670 25357 X2923 17129 1833
670 JetStream 25638 X3160 18057 1941
GTX680 25458 X3217 18449 2018
GTX690 26656 X5823 13887 3315

・消費電力
  アイドル時 ビデオ負荷 最大負荷
GTX670 89W 244W 369W
670 JetStream 89W 294W 419W
GTX680 89W 290W 410W
GTX690 97W 447W 524W


・3D性能グラフ
3D性能


・消費電力グラフ

消費電力



リンダどれどれ、GTX670はGTX680の91%くらいの性能。
GTX690はGTX680から80%アップってところかな?


ジュリーGTX690で大討伐のスコアが低いのはSLI非対応だからです。
これはGTX680記事でのSLIの結果と同じですわ。



テッシーGTX670は消費電力もなかなか抑えられていますね。
今回のi7 3930構成でも最大400W未満ですから、
+12Vラインがしっかりしている電源なら550W程度でも大丈夫そうです。


リンダで、670 JetStreamは?

テッシー性能がGTX680の約97%まで迫っており、評判通りです。
もちろん消費電力も上がっており、こちらはGTX680より少しだけ高いですけど。


ジュリーさすがコアとメモリの両方を約100MHzアップしている だけのことはありますわ。

リンダでも670 JetStreamの場合、
少しの差とはいえ性能はGTX680より低くて消費電力が高いって事だよね?


テッシー確かにそうですが、元々がGTX670ですから、価格面でアドバンテージがありますよ。

ジュリー670 JetStreamは42,000円弱ですからの。
さすがに同じPalitの通常版GTX670より割高ですが、GTX680より格安です。


リンダそういえばそうね。

テッシーあと、670 JetStreamはクーラーが大きく、厚さ3スロットとなりますのでご注意ください。

リンダ了解〜。



テッシーという訳で無事チェック終了です。
GTX690が最大520W程度で済んでいるのも驚きですが、
GTX670のコストパフォーマンスにも注目ですね。


リンダ通常版でもGTX680の90%の性能出るもんね。

テッシー絶対的な性能を求める方はGTX680のSLIが良いですけど、
コストパフォーマンスを考えるとGTX670はなかなかですね。


リンダ少しの消費電力差や厚さが3スロットの点を気にしなければ、
670 JetStreamのコストパフォーマンスは秀逸だよね。



ジュリー「3」スロット、ジェットストリーム……。

リンダまたこのパターンか……。
というか、前回私がジェットストリームアタックって言ったら否定したじゃないの。

 ※まだまだオススメの製品も紹介しているGWスペシャル記事は こちら!


ジュリーGWとは時期が違うし、状況に応じて臨機応変にいかないと。
あの3人だって2回目は攻撃パターンを変えたじゃないですかい(TVアニメ版)。


リンダそう言われれば……。
なんか説得力があって悔しい、ぐぬぬ。


テッシー ……その2回目に
やられませんでしたっけ?





■今回紹介した製品
GeForce GTX670・690


その他記事一覧は こちら




Posted by dospara_partsdog at 16:10Comments(0)主要パーツ | 3匹2012年05月17日
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