Intel 330の速度をチェック
そう言えば、
インテルのエントリー向けSSDもSATA3.0対応になったんだよね?
「330」シリーズの事ですね。
上位製品の「520」と同じSandForce製コントローラーを採用しています。
※Intel製SSDの販売ページは こちら!
じゃあ性能も同じ? それだと520の立場が……。
スペックを見ると、520の方が読み書き共に50MB/s速いですの。
あとランダムアクセスは倍以上の差がある模様。
※インテルの製品ページは こちら!
この辺りはちゃんと差別化されてますね。
実際の動作はどうかしらね?
120GBを入手したので見てみましょうか。
製品写真はこの通り。
下の320や520と異なり黒いスペーサー(枠)が無く、完全なBOXタイプです。
色は違えど、510に似た形状と言えます。
※Intel 510の記事は こちら!
では速度計測を開始しましょう。
使用PCやチェック内容は以下の通りです。
マザーボード:MSI X79A-GD65(8D)
CPU:i7 3930K
Memory:PC3-12800 4GBx4
ビデオカード:GEFORCE GTX670
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
・ATTO BENCHMARK 2.46
・CrystalDiskMark 3.01c
・LineageII起動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
OS起動直後と、タイトル表示後ゲームを終了してすぐ再起動の2回を計測。
・同一ディスク内データコピー
※ファイル数2,399、容量10.6GB
比較対象として、
Intel 320/520の120GB を用意してます。
なお、SandForceコントローラ搭載SSDはCrystalDiskMarkの
デフォルト設定だと数値が大幅に下がるため、
デフォルトと0Fillの両方で計測しました。
※320の数値には影響しません。
・320 120GB
・330 120GB
・520 120GB
LineageII起動時間 | データコピー時間 | |
---|---|---|
320 120GB | 19.78(15.52)秒 19.60(15.56)秒 | 2分22秒25 |
330 120GB | 18.69(15.60)秒 18.59(15.59)秒 | 1分48秒22 |
520 120GB | 18.35(15.22)秒 18.29(15.25)秒 | 1分38秒06 |
カッコ内の数値は、ゲームを終了してすぐ再起動したときのものです。
330が頑張ってるじゃない。520には少し及ばないけど大健闘よね。
ですね。正直もう少し320寄りの結果になると思いましたが……。
CrystalDiskMarkを見ると分かりますが。
330は520の下位モデルなのに、デフォルト計測時にReadが遅くならないんですわ。
そう言えば、OCZのAGT3や、ADATAのS510だと、
シーケンシャルReadも200MB/sくらいまで下がったわよね。
※両製品のデータが載っている記事は こちら!
つまり内部の構造が上位製品とあまり差が無いってことですね?
おそらく、差が少ない理由はその辺でしょう。
なるほど〜。
なお、520の立場ですが、なんだかんだで各項目勝っているのと、
CrystalDiskMarkの4K・QD32のReadが速い点に注目ですね。
ランダムアクセスが多い用途では地道に差が出るので、
そういった目的の方は520の方が良さそうですわ。
なるほど了解。
ではこれでチェック完了です。
立場と言えば……。
今回は何ですか?
先週日曜日に横浜へ遊びに行ったんですが、
市営地下鉄の立場駅は「たてば」と読むのでご注意。
ものすごくどうでもいい><
ローカルネタすぎます。
地下鉄のブルーラインやグリーンラインって名前は
2008/3/30から正式使用だそうだし(Wikipedia調べ)。
3/30ってところが330っぽくない?
その無理やり関連させようとする意欲だけは
見習う必要があるかも……。
ちなみに最近飛行場の近くに引っ越したので航空機で例えようとしたけど、
A320=ジェット旅客機、SA330=ヘリコプター、D520=二次大戦時の戦闘機
で全然合わないからボツ。
もういいから。
■今回紹介した製品
Intel 330シリーズ
その他記事一覧は こちら
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