シルバーandナノダイアモンドグリスでPCを快適冷却!
8月下旬ですがまだまだ暑い日が続きます。
という訳で我らも製品レビューに対抗して冷える製品を紹介したいと。
対抗する必要はないんだけど、
冷える製品ってのは興味深いわね。
という訳で我らも製品レビューに対抗して冷える製品を紹介したいと。
対抗する必要はないんだけど、
冷える製品ってのは興味深いわね。
で、何を見るんですか?
前2回はファン絡みだったから、
今回はグリス辺りで攻めてみましょう。
※製品レビューの今夏の冷却製品記事は こちら と こちら!
グリスといえば、結構前に紹介した
ダイアモンドグリスがいまだに人気製品よね。
※ダイアモンドグリスの記事は こちら!
ダイアモンドグリス紹介からもう2年9カ月ですか。
時の流れは早いですのう(遠い目)。
黄昏てないで行くわよ。紹介するのは下の2つね。
親和産業:ナノダイアモンドグリス OverClock7(以下OC7)
Ainex:シルバーグリス Arctic Silver5(以下AS-05)
どちらもグリスの定番メーカーですね。
価格帯も近いので、同じくらい冷えることを期待。
うんうん。
ではチェックを開始しましょう。 使用PCはIntelとAMDの2環境です。
・Intel環境
マザーボード:ASRock Z77 Pro4
CPU:i7 3770K
CPUクーラー:95W対応製品
Memory:PC3-12800 4GBx2
・AMD環境
マザーボード:ASRock 990FX Extreme4
CPU:FX-8150
CPUクーラー:リテール
Memory:PC3-12800 4GBx2
ビデオカード:GEFORCE GT610
・チェック内容
CPU負荷ツール「Prime95」と、MHF「大討伐」を同時に実行し、 約10分後に
ASRockの付属ツール「AXTU」で「CPU Temperature」とファン回転数を、
さらにCoreTEMPでも温度を測定。
アイドル時はPC起動から約5分後の数値を同じツールで測定。
比較用にはどこかのクーラー付属の白いグリス(袋入り)を用意しました。
ではスタート。
温度:アイドル | 温度:負荷 | 回転数:アイドル | 回転数:負荷 | |
---|---|---|---|---|
Intel環境:白グリス | 37(38)℃ | 82(84)℃ | 1959回転 | 2719回転 |
Intel環境:OC7 | 38(37)℃ | 76(77)℃ | 1953回転 | 2716回転 |
Intel環境:AS-05 | 37(38)℃ | 77(78)℃ | 1965回転 | 2683回転 |
AMD環境:白グリス | 39(15)℃ | 65(45)℃ | 3590回転 | 6570回転 |
AMD環境:OC7 | 38(15)℃ | 64(43)℃ | 3590回転 | 6026回転 |
AMD環境:AS-05 | 38(15)℃ | 64(45)℃ | 3515回転 | 5818回転 |
チェック終了ね。ちゃんと冷えて目出度し。
と言いたいんだけど、AMD環境は効果少なめ?
温度だけ見るとそう感じますが、実はファン回転数が下がっています。
おそらくこのシステムは温度をAXTUで見た場合の
65℃前後に維持するようにファンを制御しているのかと。
Intel環境が回転数が同じだがその分冷える、
AMDは温度差は少ないけど回転数も減る、という事ですの。
※マザーボードによって制御方法は異なります。
今回の結果だとその様ね。
どちらにしろ2種類のグリスで冷却効果アップという事は間違いないわね。
ですのう。
チェックは無事終了ですが注意点を一つ。
この2製品はアルミクーラーを溶かしたりはしないし、
電気伝導も無いはずだけど何かある?
細かい事ですがグリスの塗り方にご注意ください。
OC7にはこの様に塗りましょうという写真付き解説書があります。
中央に多めに塗って押しつぶすんじゃないんですな。
Intelリテールクーラーの様な接触部分が小さめで丸い場合は?
その形状での解説が無かったので、
今回は中央に少し多め、そして周囲6カ所に細かく置いてみました。
荒い荒い!
塗り方ダメですか><?
いや、そのグリスの位置関係がボスコニアン(ナムコのゲーム)
の基地(ENEMY BASE)に似てるから、
思わず「アラート」という音声合成を真似してしまったですよ。
何が何だか……。
そのゲームは知らない……。
ちなみにステージ開始時の音声は「ブラストオフ!」です。
そういえばX68000版は超名曲だったんですわ。
買った当時の思い出が走馬灯の様に(遠い目)。
何が何だか……。
はいはい、黄昏てないで仕事仕事。
ブラストオフします^^
(Blast off:ロケットやミサイルを撃つという意味ですが、
逃げるという使い方もあるそうです)
■今回紹介した製品
親和産業:ナノダイアモンドグリス OverClock7
Ainex:シルバーグリス Arctic Silver5
その他記事一覧は こちら
この記事へのコメント
1. Posted by Yo 2012年10月11日 07:49
白グリスの熱伝導率がわかるとより参考になるんですが・・・
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