ハードウェアRAIDカード「ARC-1882i」で超高速環境を実現!
なんと、ハードウェアRAIDカードを入手できました。
ハイパーストレージフェチの私としては見逃せません。
去年はスーパーストレージフェチだった気がするけど。
※スーパーだったころの1TBプラッタドライブの記事は こちら!
ハイパーストレージフェチの私としては見逃せません。
去年はスーパーストレージフェチだった気がするけど。
※スーパーだったころの1TBプラッタドライブの記事は こちら!
犬(人)は進化する生き物ですから。
次はウルトラになりますよ。
進化しすぎて、セガマークIII版ファンタジーゾーンの
4面ボスみたいな名前にならないように。
※ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロングトット
今日はしょっぱなからマニアックなネタね〜。
相変わらず分かりませんのでスルーしますよ。
そのRAIDカードは「ARC-1882i」です。
デスクトップPC「モナークAR」でも採用している ARECA製品ですの。
※モナークARの販売ページは こちら!
※ARECA製品の販売ページは こちら!
どれどれ、このARC-1882iは8台のドライブが接続可能なのね。
8台のSSDだと速度がどうなるか、確かに気になるかも。
ですよね^^
とにかく見てみましょう。
了解でござる。
カードの形状はご覧の通りです。
LowProfileのビデオカードに似ています。
確かに。
SSDを8台接続する場合、SAS-SATAの4分岐ケーブルが2本必要です。
8台接続時はなかなか壮観ですが、
この場合、SATAの電源コネクタも8本必要ですのでご注意下され。
5インチベイに4台の2.5インチドライブを収納できる
ICY DOCK:MB994SP-4S
のようなドライブケースがあるとケースに入れやすそうね。
ですのう。
なお、X79やZ77のマザーボードで動作(認識)しない場合の対応方法が、
メーカーHPに書いてありました。
※これは本製品に限らずARECA製RAIDカード全般の話となります。
対処法としては以下の通りだそうです。
・「PCIe ASPM Support」をDisebleに設定する。
・ RAIDカードを一番上のPCI-E x16スロットに挿す。
BIOSに「PCIe ASPM Support」が無い場合は?
項目がある製品の方が少ないと思うけど。
その場合は、PCI-E x16スロットをGen2にしてください。
実際にGen3だと認識しなかったり、ベンチマークを動かすと
シャットダウンするX79マザーボードが複数ありました。
どのマザーボードもGen2にしたら解決しましたぞ。
Gen2にすると速度が気になりますが、
帯域は足りていますのでご安心を。
ういうい。
では速度計測を始めましょう。 使用PCとチェック内容は以下の通りです。
マザーボード:ASRock Z77 Extreme6
CPU:i7 3770K
Memory:PC3-12800 4GBx4
ビデオカード:オンボード
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
・ATTO BENCHMARK 2.46
・CrystalDiskMark 3.01c
・LineageII起動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
OS起動直後と、タイトル表示後ゲームを終了してすぐ再起動の2回を計測。
・同一ディスク内データコピー
※ファイル数2,399、容量10.6GB
SSDは、Marvell製コントローラー搭載の
PLEXTOR:PX-128M5P
を8台です。RAID設定は0となります。
比較対象として、単体のSSDとしては実行速度最速クラスの
SAMSUNG:830を用意しました。
※SAMSUNG 830の記事は こちら!
・ARC-1882i
・Samsung 830
データコピー時間 | LineageII起動時間 | |
---|---|---|
ARC-1882i | 13.56秒 | 15.22(14.23)秒 |
Samsung 830 | 59.46秒 | 16.28(14.64)秒 |
ゲームを終了してすぐ再起動したときのものです。
素晴らしい速度ですわ。
特にコピー時間が凄まじい。
データコピー時間を見ると、ベンチマークだけでなく
実効速度も速いという事がうかがえますね。
ただ、LineageIIはあまり伸びないかな?
これはSAMSUNG 830がすでに限界に近い速度だからです。
そこから1秒縮めたのは立派でしょう。
※SAMSUNG 830の記事は こちら!
ちなみに、SAMSUNG 830記事の時より
全体的にLineageII起動時間が長いのは、
新イベントなどのデータが追加されたからでしょう。
なるほど〜。
ちなみに、SandForce製コントローラー「SF-2281」搭載SSD
「ASP900S3-128GM-C」も8台用意してみました。
※ADATA:ASP900の販売ページは こちら!
データコピー時間:18.02秒
LineageII起動時間:15.46(14.35)秒
MarvellとSandForce、
主流のコントローラー2種類でちゃんと速度が出ているから安心ね。
ただ、ハードウェアRAIDカードを介するから0Fillは
関係なくなるかと思ったですが、それはないですの。
ですね。速度については少しだけプレクスターSSDより遅いですが、
コピー時間やLineageII起動時間も十分高速です。
他に何か注意点とかある?
本製品に限らず、RAIDカード搭載時は、 カードの認識があるため起動時間が遅くなります。
あと、カードで構築したRAIDドライブにOSをインストールする場合、
途中で付属のドライバディスクからドライバを読み込ませる必要がありますぞ。
本製品はキャッシュを1GB積んでいます。
ベンチマーク時は設定容量が少ないと正しい数字が出ない事がありますのでご注意を。
こちらで確認したところ、CrystalDiskMarkはものすごく速くなり、
逆にATTOBenchmarkは128KB以上のReadが遅くなりました。
ですので今回のCrystalDiskMarkは通常と異なり2000MBでチェックしています。
ATTOの場合は「TotalLength」の容量を増やすと正常に計測できますよ。
なるほど了解。
という訳で無事チェック終了です。 さすがの速度でしたね(ご満悦)。
うんうん。
レイドか……。
今度は何ですか?
ここまで速いとゲームではどう活用すべきか考えてみましたぞ。
ほうほう。
ネットワークRPGでの大型ボス出現時、
そして何よりプレイヤーが多数集まってもローディング遅延が無さそう。
という訳で、レイドボス討伐によく行く人に最適という事で。
(ここでシャレがくるか……)
他にもマップのローディングもすぐ終わるから、
FPSで0.1秒でも早く動き始めたいゲーム戦士にもオススメ。
素早く動いて敵をレイド(襲撃)!
内容は間違っていないのに、
シャレのせいで
説得力が足りなくて恐縮です><
■今回紹介した製品
ARECA製RAIDカード(ARC-1882iは9/6現在品切れ中)
その他記事一覧は こちら
この記事へのコメント
1. Posted by ねむねむ☆ 2012年09月21日 07:16
素晴らしい記事じゃないですか!
序盤のネタと最後のシャレが無かったらパーツの犬だときっと誰も分からないわ!
あと少なくともウルトラストレージフェチとアルティメットストレージフェチの2つの変身を残しているよね!よね!
期待してる!!
序盤のネタと最後のシャレが無かったらパーツの犬だときっと誰も分からないわ!
あと少なくともウルトラストレージフェチとアルティメットストレージフェチの2つの変身を残しているよね!よね!
期待してる!!
2. Posted by essay 2013年01月28日 21:15
一般的な言葉であなたのトピックを説明するいくつかの文章は、あなたのエッセイに優しく読者を導くことができる。
3. Posted by Millennium 2016年10月14日 10:12
認識に時間が掛るため起動時間が遅くなるとのことですが、RAIDにWindowsをインストールしたらWindowsの起動自体は早くなりますよね?
結果的に全体の起動速度はどうなりますか?
結果的に全体の起動速度はどうなりますか?
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