AMD最新APU「Trinity」を一挙網羅!

なお、末尾にKが付くモデルは、倍率フリーの「BlackEdition」になります。
・A4-5300(2コア、TDP65W)
最大クロック:3.4GHz、TurboCore:3.6GHz、ビデオ機能:HD7480D
・A6-5400K(2コア、TDP65W)
最大クロック:3.6GHz、TurboCore:3.8GHz、ビデオ機能:HD7540D
・A8-5500(4コア、TDP65W)
最大クロック:3.2GHz、TurboCore:3.7GHz、ビデオ機能:HD7560D
・A8-5600K(4コア、TDP100W)
最大クロック:3.6GHz、TurboCore:3.9GHz、ビデオ機能:HD7560D
・A10-5700(4コア、TDP65W)
最大クロック:3.4GHz、TurboCore:4.0GHz、ビデオ機能:HD7660D
・A10-5800K(4コア、TDP100W)
最大クロック:3.8GHz、TurboCore:4.2GHz、ビデオ機能:HD7660D



・使用PC
マザーボード:ASRock FM2A75M-DGS
比較用マザーボード:ASRock A75M
Memory:PC3-12800 4GBx2
ハードディスク:HITACHI HDS721010CLA332
電源:300W(80PLUS非対応)
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
・ベンチマーク
CINEBENCH:CPU測定
Hyperパイ:1M桁(1コア測定)
3DMark06:解像度デフォルト、Select Tests「SelectALL」
3DMark11:Performance
MHFベンチマーク大討伐(以下大討伐):解像度デフォルト
PSO2体験版(以下PSO2):簡易設定3、解像度デフォルト、ウインドウモード
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時:OS起動後、2分ほど放置した状態
CPU負荷 :負荷ツール「Prime95」を実行し、約2分後の数値
最大負荷:「Prime95」と大討伐を同時に実行し、1周終わるまでの最大値
・CPU/3D性能
CINEBENCH | Hyperパイ | 3DMark 06 | 3DMark 11 | 大討伐 | PSO2 | |
---|---|---|---|---|---|---|
A4-5300 | 1.42 | 27.784秒 | 5335 | P625 | 2354 | 801 |
A6-5400K | 1.50 | 26.598秒 | 6026 | P814 | 2987 | 1191 |
A8-5500 | 2.82 | 26.052秒 | 7846 | P1084 | 3937 | 1783 |
A8-5600K | 3.18 | 24.742秒 | 7939 | P1088 | 3943 | 1794 |
A10-5700 | 3.02 | 24.258秒 | 8265 | P1264 | 4420 | 1958 |
A10-5800K | 3.31 | 23.228秒 | 8500 | P1309 | 4507 | 2037 |
参考: A8-3870K |
3.38 | 25.428秒 | 6833 | P1083 | 3199 | 1294 |
・消費電力
アイドル時 | CPU負荷 | 最大負荷 | |
---|---|---|---|
A4-5300 | 40W | 92W | 122W |
A6-5400K | 39W | 91W | 124W |
A8-5500 | 40W | 124W | 154W |
A8-5600K | 40W | 156W | 194W |
A10-5700 | 39W | 118W | 138W |
A10-5800K | 40W | 158W | 213W |
参考:A8-3870K | 42W | 171W | 215W |



ミドル製品のA8-5500でもA8-3870Kを超えてるし。

CPU性能はほぼ互角ですかな。

計測値より20〜30Wほど高くなります。10数秒で下がり始めますけど。

すぐ負荷状況などを見て調節されるのではと。


PC3-17000のメモリを借用できましたので、
3D性能と消費電力を見てみました。結果は以下の通りです。
・3D性能
3DMark 06 | 3DMark 11 | 大討伐 | PSO2 | |
---|---|---|---|---|
PC3-12800メモリ | 7939 | P1088 | 3943 | 1794 |
PC3-17000メモリ | 8928 | P1141 | 4444 | 2161 |
・消費電力
アイドル時 | CPU負荷 | 最大負荷 | |
---|---|---|---|
80PLUS非対応 | 40W | 156W | 194W |
80PLUS Bronze | 34W | 137W | 167W |


ビデオメモリが266MHzアップの効果は大きいですよ。


消費電力が上がってしまう訳ですね。

こういった高速メモリと組み合わせればより効果が見込めます。
※高速メモリは相性が発生しやすいのでご注意ください。
今回使用のPC3-17000メモリは本来PC3-19200の製品ですが、
19200だと起動しないので17000で計測しました。

高速メモリにすれば簡単に性能が上がるって事よね。

TDP65WのA10-5700と組み合わせれば、エコ&性能アップが期待できますわ。

オンボードでこの3D性能は立派です。軽いゲーム用途のPCにもってこいでしょう。




最年少で紅一点の私はネーナの位置づけでよろしく。

ミハエルでいいですわ。残りのヨハン(長男)はテッシーという事で。




ロックしないでください。
■今回紹介した製品
AMD Trinity
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