Scytheの新クーラー「阿修羅」の冷却性能と形状チェック!


ちなみに趣味はPCゲームと建造物の模型作りです。

今回は何を見るので?


14cmファン採用のサイドフロー製品です。



ところが意外とコンパクトなんですよ。

早速その気になる形状を見せてちょうだいな。



また、ヒートパイプの突起部が無いので、高さが抑えられる構造です。
※実際にはマザーボード固定後にファンをつけます。


ほぼ一緒ですの(阿修羅の全高は161mm、DEEPCOOL製品は159mm)。
※阿修羅の基本スペック・大きさはメーカーページをどうぞ!


逆にメモリと干渉するんじゃないの?



CPUとの接触部分とフィンの位置関係を見ると、 中心軸がずれているのが分かります。






ヒートパイプが当たる可能性があります。P9X79 Deluxだとギリギリでした。





幅が広くなってしまうのです。



ビデオカードが一番上のスロットなのに無事だけど?

一番上が実際には二番目の位置にあるからです。


もし一番上がPCI-E x16だった場合、ビデオカードを挿すと……。
※全てのマザーボードで干渉するとは限りません。

じゃあ、こういったマザーボードの場合、阿修羅の向きを横にしたらどう?

今度はメモリが危険になるかも……。



ファンとマザーボードのヒートシンクは、干渉排除型デザインのおかげで無事です。

普通のメモリは問題ないって事ね。


マザーボード:ASUS P9X79 Delux
CPU:Core i7 3930K
Memory:PC3-12800 8GBx4
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
・温度(「AI Suite II」と、「CoreTEMP」で計測)
アイドル時:OS起動後、10分ほど放置した状態
CPU負荷 :負荷ツール「Prime95」を実行し、約20分後の数値

そしてファン回転数にご注目ください。
アイドル時 | 負荷時 | |
---|---|---|
リテールクーラー | 31(34)℃、1634回転 | 62(73)℃、2315回転 |
阿修羅(マザーボードの回転制御有効) | 30(29)℃、747回転 | 51(65)℃、875回転 |
阿修羅(回転制御無効) | 25(28)℃、1478回転 | 50(59)℃、1453回転 |








ビデオカード側に大きなヒートシンクがあるかどうかに気をつければOKでしょう。

取付けがバックパネル式になります。

一度外す必要があるのでご注意ください。



なかなかのネーミングセンスだなと感心しつつ、アシュラバスターの記憶が目に浮かびます。

アシュラバスターなら当然知ってますよ、キン肉マンですよね。

2000年登場のアーケード向け格闘ゲームじゃない。
ちなみに前作は1998年に出たアシュラブレードですぞ。



アシュラの部分が漢字だから。
この中心軸をずらした微妙なニュアンスに気づかないとは、まだまだですな(偉そう)。


■今回紹介した製品
阿修羅(SCASR-1000)
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