ENERMAXの新ケース「COENUS」に注目!
本日、ENERMAXの新ゲーミングケース「Coenus(コイノス)」
が発売されましたので、早速チェックしたいと思います。
※販売ページはこちら!
ENERMAXといえば電源で有名なメーカーですが、
ケースやCPUクーラーもラインナップしてるんですの。
なお、製品名の「コイノス」ですが、
アレクサンドロス3世(アレキサンダー大王)に仕えた
マケドニア王国の将軍名が由来だそうですよ。
将軍・・・、暴れん坊?
「仕えていた将軍」だから、
日本では武将、立場としては侍大将ですかな?
ほうほう。
Wikiによると、過去に負傷、王に反転を説得(諫言)、
最後は病死との事。という訳で、立花道雪辺りでよろしく。
なるほど〜〜。
わざわざ日本の武将に当てはめる必要はないですから。
チェックを始めましょう。
さっきの写真を見ると、
ゲーミングケースらしさが出ているわね。
いかにもそれらしいメカニカルデザインですね。
ただ、前面が膨らんでるとか、
そこまでのデザインではないのね。
そのためか落ち着いて見えるかも。
前面上部のUSBやサウンド部分が張り出していますが、
コイノスは天板部分に物を置かないケースなので
支障はないと思います。
※天板に排気口があるので物を置かないでください。
ですの。あと、ゲーミングケースと聞くと巨大なイメージがありますが、
このコイノスは一般的なミドルタワーに近いです。
どう近いんです?
サイズが高さ488x幅234x奥行525mmと、
ゲーミングケースとしてはそれほど大きくないです。
サイドパネルについている取っ手を含めると奥行525mmですが、
ケースそのものは500mm未満なんですね(488mm)。
なるほど。
あと、ファンコントローラーなどの機能が無いシンプル構成、
という点も一般的ですかの。
でも、それだと前面デザインだけゲーミング、
って事にならない?
その点を踏まえて、チェックしてみますか。
正面と背面はご覧の通り。
正面には吸気用の120mmファンが付いてます。
動作時はファンが青く光るのね。
内部はこちらです。赤枠部分にファンを増設できます。
なお、電源は奥行230mmクラスまで搭載可能ですが、
電源横に120mmファンを付ける場合は、奥行き165mm程度の製品でお願いします。
あと、前面に120mmを追加する場合は、
最初についているファンの位置を少し上にずらす必要がありますのでご注意を。
天板と底面はこちらね。
底面はフィルターが2カ所にあるけど、
どちらも取り外し可能で、手軽に掃除できるのね。
です。あと、天板側のファン増設ですが、
120mm(赤枠)や140mm(黄枠)だけでなく、180mm(青枠)も行けます。
なお、180mmファンはENERMAX製品をお選びください。
※ENERMAXのケース用ファン販売ページはこちら!
サイドはこの通りですね。
正面向かって左側は、アクリルパネル製で中が見えます。
次にケース内を見てみますか。
この2.5インチベイx4の部分が大きなポイントです。
なお、下は3.5インチベイx3です。
2.5インチベイの側面は着脱可能です。
最初はこの赤ラインに付いてますが、青ラインに移すと
3.5インチベイx4に早変わり。下と合わせると3.5インチx7ですね。
ドライブはレールを使って取付けね。
スクリューレスなのが便利かな。
なお、付属レールは、3.5インチ用が5セット、2.5インチ用は2セットです。
ですので、3.5インチベイをx7にしても、取付可能なドライブ数は5台までです。
そして、2.5インチ側はx4ですが、取付けは2台までとなります。
了解〜〜。
あと、この着脱ベイの位置次第で、搭載可能な
ビデオカードの最大長が、290mm〜415mmに変わります。
詳細はメーカの製品ページで「Specification」タブをご覧ください。
※Coenusのメーカーページはこちら!
見た感じ、コイノスはベイとファン、ビデオカードの
取付けが柔軟に対応できるケース、というところかな。
ゲーム用に発熱が多い高性能パーツを搭載しても冷却の対応がしやすそうね。
その通りかと。ド派手な機能を持たない代わりに
価格も抑えてあるので、先述の様に普通のミドルタワーとしても
コストパフォーマンスは良さそうです。
ではPCを作成してみました。マザーボードの背面と
サイドパネルの間に30mmのケーブルマネジメント用スペースがあるので、
大容量電源の太いケーブルでもすっきりな配線になりますね。
なお、ハードディスクのコネクタはこちら向きになっていますが、
奥向きでも構いません。ケーブル等の状況に応じて調節して下さい。
ういうい。
PCも完成したことだし、温度を見てみますか。
PCスペックやチェック内容は以下の通りです。
念のため背面ファン増設時も見てみました。
・使用PC
マザーボード :ASRock Z87 Extreme4
CPU :i7 4770K
メモリ :PC3-12800 4GBx2
ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
ビデオカード :Palit GTX760 JetStream
電源 :1200W 80PLUS GOLD
OS :Windows 8 Pro 64bit
・温度&CPUクーラー回転数
負荷ツール:Prime95+ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編、最高品質・1920x1080・ウインドウ表示
チェックツール:A-Tuning(CPU温度&ファン回転数)、GPU-Z(ビデオカード温度)
アイドル時:OS起動後5分後の数値
負荷時:ツール開始から約10分後の数値
・CPU温度&ファン回転数
背面ファン無し | 背面ファン有り | |
---|---|---|
アイドル | 36℃・1834回転 | 35℃・1719回転 |
負荷 | 90℃・3125回転 | 85℃・3089回転 |
・GTX760 JetStream温度
背面ファン無し | 背面ファン有り | |
---|---|---|
アイドル | 36℃ | 34℃ |
負荷 | 65℃ | 61℃ |
冷却は問題ないかな?
サイドパネルに吸気口が無い事を考えると十分ですね。
なお、背面120mmを追加するとさらに冷えますの。
ですね。もっと発熱が増えそうなCore i7 3970X等の場合は、
天板側にも増設する事でちゃんと冷却できそうです。
了解〜〜。
という事で、無事チェック終了です。
感想としてはド派手じゃないけど、逆に言えば手堅いケースですかな。
ドライブやファン増設の自由度が高いのはありがたいかと。
ファンコントローラーは無いけどその分低価格なので、
すでに持っている人はそのまま使えば良いし、
別途購入しても高くはならないかな。
ですね〜。
コイノスはドスパラ全店に置いてありますので、
興味がある方はぜひおいで下さい。
チェックが終わったところでお一つ。
今回はなに?
このケース、さっきから何かに似てる気がしていたんですが、
ようやく思い出しましたわ。
何でしょう?
おそらく関係ない話になると思うけど、
一応聞いてあげる。
この張出部分って、今年の大河ドラマの舞台でおなじみ、
会津若松方面を走る「快速あいづライナー」用の485系車両っぽくない?
国鉄183(189)系でもいいですが。
予想以上に関係なかった・・・。
しかも大河の主役は女性スナイパーか・・・。
お帰り下さい。
><
もう少しコイノス将軍や
アレキサンダー大王にちなんだネタはないですか?
じゃあ、コイノス将軍の鎧に似て・・・、
コイノス将軍の鎧って知ってるの?
適当な発言はいけませんよ^^
・・・増設が柔軟に対応できるというケースの全体像が、
様々な戦場に応じて勝利を重ねた歴戦のコイノス将軍の勇ましい鎧姿を
思い浮かべる、のではないかと思う次第であります。
むむ、無理矢理言ったような気がしますが
確かに正論ですね。
上手く纏められてなんだか悔しい><
■今回紹介した製品
ENERMAX:COENUS
各店舗でも販売中!
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※Android・iPhone対応です。
この記事へのコメント
1. Posted by かんとれ 2013年09月24日 21:05
COENOS 買わせていただきました 自作は初めてするのですが ケースとしてはコスパはいいのかな と思いますがケースファンが一つしかついていないのはちょっといただけませんね
2. Posted by まぁ〜くん 2015年06月17日 01:26
このケースに同社のLIQMAX II 240 ELC-LMR240-BS水冷クーラーが取付可能でしょうか?
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