G.SKILLのメモリクーラーとDEEPCOOLのファンコントローラーで快適冷却!

「メモリって冷やせませんか?」という声がありました。
そういやメモリ冷却はやったこと無いな、と思った次第です。



G.SKILLの「Turbulence II FTB-3500C5-D」です。

きっと冷えるのではと思います。

主要パーツのなかでもメモリ冷却って注目されにくいけど、
それって温度が分からないから、というのもあるんじゃない?



Scytheの「どこでも温度計2」をメモリに貼り付けてケース内に置いてます。
※どこでも温度計2の販売ページはこちら!



付け方は、メモリスロットの固定具部分に引っかけるだけです。


メモリとファンの隙間が結構あるんだけど。

同じG.SKILLのヒートシンクが高いメモリにも対応してるんですわ。


手前の背が低いメモリはもちろん、
奥のヒートシンクが高いメモリでも干渉しません。


使用PCやチェック内容は以下の通りです。
ケースは背面12cmがあるミドルタワーです。
・使用PC
マザーボード :ASRock Z87 Extreme4
CPU :i7 4770K
メモリ :PC3-12800 4GBx4
ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
ビデオカード :Palit GTX760 JetStream
電源 :1200W 80PLUS GOLD
OS :Windows 8 Pro 64bit
CPUクーラー :4770Kリテール、9cmファン使用のサイドフロー製品サンプル
・温度&CPUクーラー回転数
負荷ツール:Prime95+ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編、最高品質・1920x1080・ウインドウ表示
チェックツール:A-Tuning(CPU温度)、GPU-Z(ビデオカード温度)
アイドル時:OS起動後5分後の数値
負荷時:ツール開始から約10分後の数値


もっと大きい12cmファンの製品だとほぼ干渉するでしょう。


反対側の両パターンで計測してみました。

メモリ側に吹き付けることになるのでご注意。
※左の数値がアイドル時・右が負荷時
CPU | ビデオカード | メモリ | |
---|---|---|---|
リテール メモリクーラー無 |
39℃・94℃ | 35℃・64℃ | 41.3℃・62.2℃ |
リテール メモリクーラー有 |
38℃・99℃ | 35℃・65℃ | 32.8℃・46.5℃ |
サイドフロー メモリクーラー無 |
37℃・83℃ | 34℃・64℃ | 35.6℃・57.6℃ |
サイドフロー メモリクーラー有 |
37℃・85℃ | 35℃・63℃ | 34.3℃・46.6℃ |
サイド逆向き メモリクーラー無 |
35℃・85℃ | 33℃・64℃ | 37.8℃・62.7℃ |
サイド逆向き メモリクーラー有 |
36℃・87℃ | 34℃・65℃ | 34.1℃・47.8℃ |

無い時と比べて11〜15℃は冷えるじゃないの。

サーミスタ周囲に風が当たった事で大きく冷えている可能性はありますが、
少なくとも冷えることは間違いありません。

特にリテールの時は限界まで行ってるし。

中間あたりが干渉して熱だまりになっているのではないでしょうか。

メモリクーラーの風が太平洋高気圧でCPUクーラーが台風?

メモリクーラーの風とぶつかってそれより向こうに行けず、
両方の熱がとどまるって事ですか?


背面に逃がすので問題ないと思います。

吸いやすくなるので、やはりCPU温度が少し上がる模様です。

確実に冷える製品にしておいた方が良さそうね。



離せば吸いにくくなるという感じですか。

干渉で使えないより良いかと思います。


こういったファンのつけ方がある事は覚えておいてくだされ。

ファンを増やすと音が大きくなると思うので、そこは気になるかな。
あと、このメモリクーラーはペリフェラル4ピンだから回転数制御出来ないのが残念かも。


3Dゲームやエンコードなどを行う際は回転数アップで冷却、ですかの。



3.5インチベイに入るコンパクトさで、3つのファンを制御可能、
さらにPWM対応なので、CPUクーラーにも向いてます。
※販売ページはこちら!

初代でアイスマン倒すのにものすごく苦労した
記憶がよみがえりましたぞ。


さすがに初代の内容とかまったく分かりません。

すぐ倒せるのを知らなくて、ショットだけでアイスマンに挑みましたわ。



ついゲーム談議に花が咲いてしまいましたわ。


一番右のつまみはファンではなくLED用です。
左に回すとオフ、右に回すと常時点灯、中間が音声認識モードとなります。


活用法についてはそれぞれ模索して下さいませ。




ピン部分は右からPWM接続、そしてファン1〜3です。
CPUファンはPWM隣のファン1に取付けてください。


クーラーは3・4ピンだけでなく、ペリフェラル4ピンの製品にも対応しています。

ちゃんと回転数制御できるのは期待ですの。
特にメモリクーラーが制御できないと紹介した意味ないですし。





普段は制御できないクーラーばかりです。
※ASRockのマザーボードの一部は、3ピンクーラーも制御できます。



マザーボード付属ソフトの「A-Tuning」で見られます。
なお、PWM制御になっているため、回転数の表示場所「CPU Fan」ではないのでご注意を。

ちゃんと制御されてるわね。




左の写真はつまみ最小で、見事に回転が止まっています。
右の写真は最大状態です。

CPUクーラーは最小でも止まらないけど、その他は止まるのね。


この写真はメモリクーラーを止まる寸前のスロー回転にした状態です。


メモリ温度だけですがチェックしてみました。
比較対象は、先ほどの結果から流用してます。
※左の数値がアイドル時・右が負荷時
メモリ温度 | |
---|---|
サイドフロー メモリクーラー無 |
35.6℃・57.6℃ |
サイドフロー メモリクーラースロー回転 |
35.2℃・54.3℃ |
サイドフロー メモリクーラー最大回転 |
34.3℃・46.6℃ |

やっぱり負荷時は回転数アップした方が良いわね。


メモリクーラーとファンコントローラーを使って、
CPUやビデオカード以外も快適冷却を試みてください。

メモリクーラー取付けは無理だけど、ファンが多いので
ファンコントローラーを導入してみたいかも。










ゲームの事ばかり考えてないで仕事もして下さいね。

考えてばかりで恐縮です><
■今回紹介した製品
G.SKILL:Turbulence II FTB-3500C5-D
DEEPCOOL:ROCKMAN(PWM)
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