JNC製Mini-ITX対応新ケースの「MBOX-01・E2-02」をチェック!
最近ATX対応ケースを複数紹介してたけど、
今度は小さいのが登場したそうね?
その通り。
JNC製の小型PC向け2製品が販売開始されましたので、早速ご紹介をば。
今度は小さいのが登場したそうね?
その通り。
JNC製の小型PC向け2製品が販売開始されましたので、早速ご紹介をば。
その2製品は以下の通りです。
左:電源付きで低価格、しかもスリムな「E2-02」
右:強度と冷却、拡張性を備える「MBOX-01」
この写真・・・。
何かある?
いや、何でもないですぞ。
なお、E2-02はMicroATX(条件付)、MBOX-01はMini-ITX対応です。
コンパクトと少し大きめで、差別化されているわね。
MBOX-01は厚さ4.5mmの格子状アルミなので、頑丈でしかも軽いのがポイントです。
※E2-02のサイズ(縦置き時):
310(高さ)x65(幅)x255(奥行)mm
足を付けると高さ9mm、幅30mm増となります。
MBOX-01のサイズ:251.5x222x211mm
では2製品同時に見て行きますぞ。正面はこちらです。
なお、どちらも光学ドライブは搭載できないので外付けをどうぞ。
前面IOはこちらです。
背面はご覧の通りです。E2-02はPCI用ブラケットが無いので、
内蔵カードは増設不可となります。
なお、E2-02は4cm、MBOX-01は6cmファンを増設可能です。
MBOX-01のブラケットが2つあるけど?
Mini-ITXはスロット1つだけだよね。
ブラケットが2列になるビデオカードや
地デジチューナーカードなども使えるという事です。
なるほど。
あと、MBOX-01のeSATAはSATA2となります。
左右はこちらです。
上下は軽くMBOX-01の底面をどうぞ。
何か刻印があるのよね。
これは2.5/3.5インチドライブを取り付ける際の
ネジ穴の位置ですわ。
2.5インチなら2台、3.5インチは1台搭載可能です。
また、3.5インチと2.5インチの組み合わせでも合計2台いけます。
付属品はこれね(左がE2-02)。
E2-02の板チョコっぽいのは、本体を横置きする際のゴム足です。
板チョコよりは、ゲーム戦士らしく
スターフォースやスーパーマリオの地形っぽいとか言ってほしいですの。
私はゲーム戦士じゃないし><
(華麗にスルー)あと、E2-02の縦置き用の足ですが、
右の様に1段階引き出してご使用ください。
ういうい。
内部はこうなります。
なお、E2-02はスペーサーの位置を見ての通り、
「一部のMicroATX」マザーボードも搭載可能です。
小さいケースなのにやるわね。
ところで何故「一部」?
対応マザーボードの幅が限られるためかと。
もしMicroATXを使いたい場合、ASRock B75M-DGS R2.0のような、
Mini-ITXと同じ幅の小さい製品でお願いします。
※B75M-DGS R2.0の販売ページはこちら!
ネジ穴が3列ある幅広い製品は搭載不可ですね。
一応幅210mmまで対応とありますが、
その場合、SATAが横向きだと使えません。
了解〜。
マザーボードやハードディスクを取り付けました。
MBOX-01は先ほどのネジ穴で固定してます。
E2-02のハードディスクは2本のフレームにネジ止めします。
上フレームの位置を赤囲みの方にすると3.5インチ、
青囲みだと2.5インチドライブが取付可能です。
ただ、3.5インチ搭載時は、 マザーボードのメモリ位置に制約があるのよね?
ですね。メモリ位置次第で干渉します。
メモリがCPUの上にある、もしくはノート用を搭載するなど、
この位置が空くマザーボードをご利用ください。
2.5インチの時は問題ありませぬ。
なお、メモリはヒートシンク無し、あっても背が低い製品をお使いください。
ういうい。
電源ですが、MBOX-01はATX用が搭載可能です。
付けるとこの通り中が見えなくなります。
ファンは今回CPU側に向けてますが、もちろんこちら向きでもOKです。
電源の奥行きはどれくらいまで良いかな?
写真の電源が奥行140mmの
玄人志向:KRPW-L4-400W/A
です。これくらいまででしょうね。
あと、E2-02の電源は定格180W、ピーク(最大)200Wです。
ういうい。
では温度チェックと参りますか。
使用PCやチェック内容は以下の通りです。
・使用PC
マザーボード :ASRock H87M-ITX
CPU :Core i7 4770
Core i5 4670K
メモリ :PC3-12800 4GBx2
ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
電源 :玄人志向 KRPW-L4-400W/A
OS :Windows 8 Pro 64bit
CPUクーラー :i7 4770リテール
・温度&CPUクーラー回転数
負荷ツール:Prime95+MHF大討伐(1920x1080・ウインドウ)
チェックツール:A-Tuning
アイドル時:OS起動後5分後の数値
負荷時:負荷開始から約5分後の数値
E2-02はi7 4770で限界温度到達の為、 i5 4670Kで再計測しています。
i7 4770 | i5 4670K | |
---|---|---|
E2-02:アイドル | 36℃・1715回転 | 35℃・1691回転 |
E2-02:負荷 | 99℃・2468回転 3.2GHzにクロックダウン |
91℃・2364回転 |
MBOX-01:アイドル | 36℃・1715回転 | − |
MBOX-01:負荷 | 83℃・2842回転 | − |
どれどれ、 E2-02はi5 4670KならOK。 MBOX-01はi7 4770でも余裕ね。
さすがに超スリムケースに8スレッドCPUはきついです。
基本は4スレッドCPUまでで、8スレッドにしたい方は、
末尾SやTの省電力タイプでお願いします。
AMDだとTDP65Wまでという感じですわ。
あと、E2-02はご覧の通りスリムなので、AMDのリテールクーラーは薄い物をどうぞ。
A10-6800Kのリテールはダメでした。
ですね。i7 4770のリテールでもギリギリですし。
逆にMBOX-01はケースが大きい分冷えるわね。
内部スペースに余裕があって、通気口も多いですし。
ただ、ビデオカードを足すともう少し上がるかと思います。
ですの。念を入れたい方は6cmファンの増設をどうぞ。
あと、E2-02は、上海問屋のモニターアーム「DN-10079」を使うと、
液晶ディスプレイの後ろに本体を設置できるので、さらに省スペースになりますね。
液晶と本体を一緒に持ち運べるのが便利ですの。
ではチェック終了ね。今回の2ケースは
形状も拡張性も全く違うので、作りたいPC環境に応じてお選びください。
しかしE2-02か・・・。
今回は何よ?
E2-02って名前がなんとなくR2-D2に似てない?
スターウォーズトリロジーアーケード(セガのアーケードゲーム)が
得意だった自分としては見逃せません。
アミダラ女王にうるさい私としては
何とも言えないところです。
ジャージャーを嫌っている私としても
何とも言えないかな。
でも、今回のケースは細身とどっしりだから、
R2-D2とC-3POのコンビに見えるでしょ?
「R2-D2 C-3PO」で検索すると出てくる画像が、この写真に似てるし。
さっき写真を気にしてたのはそれですか。
では一ついいことを教えたいと思います。
・・・I have a bad feeling about this.
(なんだか嫌な予感がする)
わざわざ作品内のセリフ使ってご苦労ですが、
名前逆なので台無しですね^^
※R2-D2はどっしりの方です。
・・・Please accept my apology.
(申し訳ない気持ちでいっぱいです><)
そんなセリフないから。訳も強引だし。
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