Celeron G1820の性能チェック!
明けましてお年玉プリーズ。
昨年暮れ(12/29)に登場したIntelの新CPUが
興味深いから見てほしいお年頃。
Celeron G1820(以下G1820)ですの。
なお、1/1までは毎日外出して頑張ったのですが、
1/2以降は食っちゃ寝になったので体重が気になるお年頃です。
なんだかよく分かりませんが早速いきましょう。
※5/11:製品レビューでHaswell Refresh版G1840の記事を公開しました!
※2/25:G1820でも「quick sync video」が使用可能になる
新ドライバ情報を追記しました!
で、G1820はどういうCPU?
いわゆる「Haswell」コア採用のCeleronですの。
4,000円台というお買い得さがポイントかと。
動作クロックは2.7GHz、2コア2スレッド動作となります。
安いのはいいんだけど、性能が気になるわよね。
価格未満の価値じゃ意味ないし。
ではチェックしてみますか。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
・使用PC
マザーボード:ASRosk H87M-ITX
Memory: G.SKILL PC3-12800 4GBx2(PC3-10600動作)
ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
電源:SFX 250W
OS:Windows 8 Pro 64bit
・ベンチマーク
CINEBENCH R11.5:CPU測定
Hyperパイ:1M桁(1コア測定)
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度デフォルト
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
標準設定(標準品質デスクトップ、1280x720、ウインドウ)
最高設定(最高品質、1920x1080、フルスクリーン)
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時:OS起動後、3分ほど放置した状態
CPU負荷 :負荷ツール「Prime95」を実行し、約3分後の数値
最大負荷:「Prime95」と大討伐を同時に実行し、1周終わるまでの最大値
比較対象は、上位CPUのPentium G3430と、 以前測定したIvy-Bridge版Celeron G1610、
さらに古いCore 2 DuoのCPUベンチマーク結果を載せておきます。
なお、消費電力はマザーボードや電源がまったく異なるので参考でお願いします。
※G1610の記事はこちら!
Sandy-BridgeとCore2 Duoの比較記事はこちら!
・ベンチマーク
Hyperパイ (少ない方が高速) |
CINEBENCH | 大討伐 | 新生FFXIV 標準設定 最高設定 |
|
---|---|---|---|---|
G1820 | 14.188秒 | 2.29 | 1877 | 3088 684 |
参考:G3430 | 11.310秒 | 2.82 | 1882 | 3386 722 |
参考:G1610 | 15.033秒 | 2.12 | 1340 | − |
参考:Core2 Duo E8500 | 15.694秒 | 1.66 | − | − |
・消費電力
アイドル時 | CPU負荷 | 最大負荷 | |
---|---|---|---|
G1820 | 30W | 52W | 69W |
参考:G3430 | 43W | 73W | 87W |
参考:G1610 | 39W | 56W | 61W |
参考:Core2 Duo E8500 | 49W | − | 95W |
どれどれ、G1610と比べるとCPU性能の伸びは数%だけど3D性能は大幅増。
G3430と比べるとCPUはさすがに及ばないけど、3Dはいい感じで迫ってるわね。
ですね。G3430の大討伐が1882、
その際に比較したIvy-Bridgeのi3 3240が1392ですから、
ほぼ同じ伸び率でしょうか。
※Haswell版i3・Pentiumの記事はこちら!
つまり、低価格でもブラウザゲームは結構遊べそうですの。
新生FFXIVも標準設定なら3000超えだからなんとかプレイ可能で、
消費電力が少ないから、他のRPGでは露店などの放置にも便利かと。
あと、G1610もだけど、Core2 Duo時代の上位CPUより高性能なのね。
当時のPCから新調したいが、価格も抑えたいという方は
ぜひ参考にしてください。
ただし、Celeronのビデオ機能には、
「quick sync video(動画エンコード機能)」や「Clear Video HD(動画再生やビデオ調節機能)」
がありませんのでご注意ください。
ちなみにメモリコントローラーがDDR3-1333(PC3-10600)まで、
さらにPCI-EスロットはGen2.0となります。
まあ、このCPUに動画編集の速度を求めるのは酷よね。
って、G1610の時も同じことを言った記憶が。
でも「quick sync video」は新ドライバで使用可能になったのね。
※2/25:G1820でも「quick sync video」が使用可能になる
新ドライバはこちら(対応OSはWindows7/8/8.1です)!
32bit版 64Bit版
あと、今回使用したマザーボードはH87ですが、
H81にすればより価格を抑えることも可能ですね。
※H81マザーボードの販売ページは こちら!
ほうほう。
H81はSATA3.0やUSB3.0をチップセットで
搭載したのがポイント。Core2 Duo時代のPCから買い換える場合は、
マザーボード側の進化にも注目して下さいませ。
SATA3.0やUSB3.0のポート数がもっとほしいという方は、
B85やH87チップセットをどうぞ。
了解〜〜。
という訳でチェック完了です。
CPU性能はG1610から微増ですが、3D性能が大幅アップ。
そしてH81との組み合わせなら低価格でもストレージ環境も快適ですわ。
最近艦これ用にWindowsタブレットや低価格PCが
注目されているそうですので、
このG1820を中心に1台組むのも手かもしれませんね。
だね。
Celeronで艦これ・・・。
今年もこのパターンかいな。
定番ですね。
むむむ・・・。
どうしました?
セレロン(セイロン)沖に出撃せよ!
・・・。
去年(G1610)よりはまともな気がしなくもない。
※去年のセレロンはこちら!
ちなみにまだ着任できず。
自分の天佑ヲ確信できません・・・。
私もです・・・。
まあ頑張れ(昨年夏に着任済み)。
という訳で、
皆さん今年もよろしくお願いします><
■今回紹介した製品
Intel:Celeron G1820
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