ドスパラ - パーツの犬

という訳で、フィリップスの4Kモニター
「288P6LJEB/11」を入手しました。早速見てみますか。

でもチェックって言うけど、
「画面広いね〜」以外何かある？

本製品は接続時に注意するところがありますので、
その点を解説していきましょう。




最初は外側からチェックをば。
これが箱と製品写真ですわ。



標準でピボット対応、USB3.0ハブ機能もあります。
一番下はメイン電源スイッチです。



スイッチ部分はタッチ式ね。



入力コネクタ類はご覧のとおり。
D-Sub、DVI-D、HDMI 1.4、そしてDisplayPortです。
なお、本製品はスマートコネクトやMHL-HDMIにも対応してます。
　※その他機能などの詳細スペックはメーカーHPをご覧ください！

ほうほう。



では実際に接続してみましょう。

まずは基本中の基本ですが、
4K＆リフレッシュレート60Hzで表示したい場合、
DisplayPort（以下DP）ケーブルでの接続が必須です。

さらに、出力側のDPとケーブルはDP規格1.2に対応している必要があります。
もちろん付属ケーブルは対応していますのでご安心ください。

HDMIは4Kダメなの？

できますが、30Hzまでですわ。
今後登場予定のHDMI 2.0なら60Hzに対応しますが、現時点では無いので。
なお、D-SubだとフルHDまでとなります。

あと、4K・60Hz表示にするためには、
手動でモニターとPC両方の設定変更が必要です。

自動じゃないのね？

これはASUS製品も同様っぽいです。

なるほど。では設定よろしく。




まずは液晶側の設定から。
タッチの「OK」を押してメニューを表示し、▲▼（上下）で
「設定」に合わせると、DisplayPortの項目が見えます。



初期設定だと1.1になっていますので、 1.2に変更して下さい。

ほうほう。




次はPC側です。VGAの設定パネルから、
解像度とリフレッシュレートを変更して下さい。
（写真はインテルHDのコントロールパネル）



ケーブルがHDMIだったり、液晶のDP設定が1.1のままだと、
リフレッシュレートは30Hzまでしか選べません。

なるほどねぇ。

設定はこんなところですわ。



モニタのドライバ入れなくていいの？

最初のチェック時は入れなくても無事でしたが、
やはり入れておいた方が良いかも。



付属ディスクやメーカーのHPにあるドライバを用意して、
デバイスマネージャから手動でインストールをお願いします。

あと、VGA側のドライバですが、ASUS製品だとIntel HDの最新β版で動作した、
という記事を見ましたが、ここではZ97 Extreme6の付属バージョンで
問題なかったですわ。

この点は、マザーボードやビデオカードとの相性が
あるかもしれませんのでご注意ください。

了解〜〜。




なお、付属ディスクにはモニターのユーティリティツール
「SmartControl Premium」がありますが、こちらはWindows 7対応です。



Windows 8.1にもインストールできるけど、
メインの項目は使えないのね・・・。

ですです。


なお、DPケーブルはなるべく付属品をお使いください。

今まで使っていたDPケーブルが1.2対応なら、
そのまま流用して問題ないのでは？

4Kモニタが無い頃に生産されたケーブルは、
理論上1.2対応でも相性など発生しやすいかもしれません。

最初に用意した1.2対応ケーブルは30Hzだと普通なんですが、
60Hzにするとノイズと雑音が発生して使い物にならんでしたわ。
ただ、相性なのか個体不良なのか判断しにくいですが・・・。

なるほどねぇ。

でも、実際に使って問題なければそれで良いと思います。



無事表示できたところで、使った感想はどう？



当然ですが広いです。
広すぎて、そのままだとアイコンや文字が小さいです。

油断するとマウスカーソルがどこに行ったか
分からなくなりますよね。

まあ、このモニターを買う人はその辺り承知してるだろうし、
グラフィカルな情報を多数表示できるから問題ないわよね。

そうですね。

グラフィカルと言えば、
ゲームやネット閲覧時は気を付けた方が良いかも。

解像度選択で4Kが無いゲームだと、
フルスクリーン時に引き延ばすから少しぼやけるって事かな？



それもありますが、解像度設定＆フルスクリーン化が無い
ブラウザゲームだと、こんな感じになるんですわ。

むほ〜。



ですが、ブラウザの場合、
表示倍率変更で対処できますよ（右画面は300%状態です）。

なら安心。




同じ理由で、倍率変更せずにネット閲覧するとこの通り。

空きスペースがもったいないわね。



なお、ピボット状態だとこんな感じです。

これはいいかも。




という訳でチェック終了です。
最初の設定がひと手間掛かりますが、広大な4Kの世界をぜひ堪能してください。
ただし、艦これなどをプレイの際はご注意を。

このフィリップス製品は、本店やパーツ館、
横浜駅前、大須、なんば、札幌の各店でデモ中ですので、ぜひご覧ください。
（一部店舗にはASUS製品もあります）

艦これ・・・、フィリップス・・・。

また何か言いそうね。

まあ置いときましょう。
そういえば、お二方は4Kモニタどうですか？

4Kも将来出ると思われる8Kも気になるわね。
今4K買って、数年後に8Kという流れが理想かな？

なるほどです。

液晶フェチの自分としては、もちろん興味あり。

プリンターだけじゃなくいつの間に液晶まで。

ただ、GW前に27インチ液晶を2台購入済みで、現在室内に40インチ（TV兼用）、
27インチx2、24インチ、合計4台使用中なのでしばらく新しいのは置けません・・・。
今回はNo Thank You.ですが、次のVGA購入時にでも一緒に買いたいですわ。

なぜわざわざ英語で断っているのでしょうか？

お断りしますのAAとか、けいおんのED曲のイメージかな？

違いますぞ。フィリップスという名前と、途中に艦これが登場とくれば、
マレー沖で奮戦したイギリスの提督、トーマス・フィリップス大将の
台詞が思い浮かぶのは必然でしょうに。

すいません、分かりません。

言っておくけど、
艦これにはイギリス軍出てこないからね。

・・・。




■今回紹介した製品
フィリップス：288P6LJEB/11

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