パーツの犬監修自作キット第4弾「Assemble Dock Model.004 Berserker」登場!
明日から夏休みという学生の方も多いと思います。
ぜひPCの自作を楽しんでください。
という訳で、犬キットでも新モデル
「Assemble Dock Model.004 Berserker」をご用意しました。
というか、Pentium G3258(以下G3258)でモデルを作りたかったのです。
※前モデル001の記事はこちら!
前モデル002の記事はこちら!
前モデル003の記事はこちら!
※2014/10/3:販売終了しました!
ぜひPCの自作を楽しんでください。
という訳で、犬キットでも新モデル
「Assemble Dock Model.004 Berserker」をご用意しました。
というか、Pentium G3258(以下G3258)でモデルを作りたかったのです。
※前モデル001の記事はこちら!
前モデル002の記事はこちら!
前モデル003の記事はこちら!
※2014/10/3:販売終了しました!
ほうほう。Pentium G3258って、
低価格なのにオーバークロック(以下OC)で遊べるCPUよね?
そうですね。製品レビューだと簡単に
4.6GHzになった、と書いてあります。
※製品レビューのG3258速報はこちら!
では早速いきますぞ。
今回は以下のポイントを重視してパーツを選んでみます。
・マザーボードはZ97 Anniversary
・メモリとHDDは選択可能
・OS+税込で5万円切り
Z97 Anniversaryって、G3258に最適化された
マザーボードだっけ?
ですの。もちろんi7とかを使っても問題ないですが。
UEFI内でのAdvanced TurboなどでもOCが可能ですが、
このマザーボードはG3258搭載時のみ、起動時に「P」キーを押すと
G3258専用の「Pentium Anniversary Boost」モードが起動します。
※OCは保証外行為ですので、自己責任でお願いします。
ただ、このマザーボードは背面のIOをだいぶ簡略化してるのね。
画面出力を増やしたいなら、RADEON HD5450やGeForce 210のような
低価格VGAが欲しいかな。
3Dゲームもしたい方は、補助電源が6ピンx1くらいまでの製品。
RADEONならR9 270、GeForceならGTX660辺りが良いかと。
同じ500W電源搭載の001では6ピンx2までって
言ってなかった? CPUの消費電力はこっちが低そうだから、
もっと余裕があると思うんだけど。
その通り、容量だけ見れば6ピンx2のVGAも余裕です。
ただ、CPUが2コア2スレッドでキャッシュも少ないので、
高性能VGA搭載時に足を引っ張ってしまうのですわ。
OCしてもダメですかね?
多少は改善しますがi5・i7には及びません。
6ピンx2以上のVGAを搭載したい場合は、001〜003のほうをどうぞ。
了解〜〜。
メモリはPC3-10600(DDR-1333)が2GBx2枚、
HDDは500GBですね。
ただし、「PC3-12800にしたい、メインPCにするので
メモリやHDD容量は増やしたい」
という方もいると思いますので、メモリとHDDは変更可能です。
CPUクーラーは製品レビューでも使っていた
DEEPCOOLのICE BLADE 100です。記事では4.0GHzのOCで65℃、
4.6GHzでも84℃(A-Tuning計測値)だったので問題ないでしょう。
電源だけど、500Wにする必要ある?
6ピンx1のVGAを追加してOCで4.6GHz前後にチャレンジすると
消費電力は200W程度になると思います。さらに80PLUSは外せないので、
その辺りで考えたらこうなりました。
なるほどです。
ケースは001と同じFulmo Qです。
ほむほむ。
という訳で、構成はご覧の通りです。
マザーボード:ASRock Z97 Anniversary CPU:Pentium G3258 メモリ:ADATA PC3-10600 2GBx2 HDD:TOSHIBA DT01ACA050(500GB 7200回転) 電源:玄人志向 KRPW-SS500W/85+ REV2.0 CPUクーラー:DEEPCOOL ICE BLADE 100
ケース:ENERMAX Fulmo Q OS:Windows 8.1 Update 64bit (DSP)
※HDD、DVD、電源等の一部パーツは、
在庫状況により同等品に変更する場合があります。
9/4:ケースのFulmo Qが2色から選択可能になりました。
実際の価格はおいくら?
パーツをすべて購入すると、約52,000円です(7/17現在)。
という事は割引分を引くと・・・。
約49,000え〜んになります>w<
通販番組の社長っぽい口調はスルーして、
OS付き+税込で4万円台はお買い得感あるかな。
店舗で購入すると、001〜003同様に
送料無料orキャリーカートプレゼントがありますので
ぜひご活用下さい。
なお、メモリとHDDは交換しても
割引はそのまま適用されるのでご安心を。
SSDやVGAやTVチューナーの追加はOKだよね?
別料金ですけどもちろん大丈夫です。
なお、通販ではスペック固定モデルを販売します。
手軽にご購入したい場合は通販、
メモリHDDを変えたい方は店舗にどうぞ。
※通販の販売ページはこちら!
ではそろそろこの構成で自作してみますか。
ケースの特徴は以前の記事をどうぞ。
今回のキットならではのポイントは以下の通りです。
※Fulmo Qの記事はこちら!
電源の向きですが、本ケースは下部に吸気口があるので、
ファンを下向きに取付けてください。
好みで上向きでも構いませんが、
ケーブルが出ている部分がマザー側から離れるので、
取り回しが少々苦しくなります。
2枚のメモリは薄青のスロットに付けてください。
取付時は切りかけの位置を確認して、
逆向きに押し込まないようご注意を。
SATAの接続ですが、個人的にHDDは最初(Port0:赤囲み)、
光学(DVD)は最後(Port5:青囲み)ですかね。
本マザーボードの付属SATAケーブルは2本です。
独自にSSDやHDDを増設される場合はご注意ください。
CPUクーラーの電源ですが、ICE BLADE 100は3ピンなので、
青囲みに挿してください。リテールなど4ピン製品を使いたい場合は赤囲みです。
逆のピンに挿すと常に全力回転になるので注意。
隣のペリフェラル4ピンコネクタは何?
カードを3枚以上付ける場合の補助用だそうです。
これはVGAに限った話では無く、
TVチューナーとかサウンドカードなどもです。
了解〜。
マザーボードの固定用ネジは赤囲みのミリネジです。
なお、光学ドライブや2.5インチHDD(SSD)も同じくミリネジです。
右のインチネジは3.5インチHDDや電源の固定用です。
ただし、このケースにはHDD・光学固定用にスクリューレスカバーが
付属しますので、追加でドライブを増設しない限りネジは不要ですね。
なお、長いのが光学ドライブ、短いのがHDD用です。
あと、これは本キットだけではなく自作全般の話ですが、
ドライバはもちろん、手袋もあった方が良いと思います。
なお、電源ケーブルなどをまとめる際に、ケースの付属品などを縛っている
ビニールタイ(ビニールコーティングの針金)は使わないでください。
金属部分がマザーボードなどに触れると大変です。
また、背面IOパネルを取り付ける時は、爪が大きい部分
(HDMI)をある程度曲げておいてください。
曲げないと、HDMIを爪が塞いでしまう可能性があります。
このマザーボードは出力がHDMIしかないので塞がると大変です。
最後に、組立後の話です。Windows 8.1の時は、
UEFIのFastbootをFastかUltra Fastにすれば起動が速くなります。
あとSecure Bootも画面の様にEnableにして下さい。
了解〜〜。
OCについてですが、起動時に「P」を押すと使える
「Pentium Anniversary Boost」では、3.2GHz(定格)、
3.8GHz、4.0GHz、4.2GHzが選べます。
UEFIでは「CPU OC Setting」でCPUを4.5GHzまで、
また、「GPU OC Setting」ではグラフィック機能もOCできるのね。
その他OS上のツール「A-Tuning」で
さらなるOCも可能です。自己責任となりますが、
チャレンジャーの方はぜひ頑張ってください。
※OCは保証外行為ですので、自己責任でお願いします。
完成しましたので、性能チェックを開始します。
ベンチ内容は以下の通りです。
・ベンチマーク
CINEBENCH R11.5:CPU測定
Hyperパイ :1M桁(1コア測定)
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度デフォルト、ウインドウモード
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(新生FFXIV)
標準(デスクトップPC)・1920x1080・フルスクリーン
・消費電力(ワットチェッカーで計測)、温度(A-Tuningで計測)
アイドル時 :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
最大負荷時 :CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を同時に実行し、
1周終わるまでの最高値
CPUは定格、「Pentium Anniversary Boost」上限の4.2GHz、
そして「CPU OC Setting」上限の4.5GHzを計測。
さらに3Dに関しては、「GPU OC Setting」上限の1600MHzも試しました(CPUは定格)。
・CPU性能
CINE BENCH |
Hyperパイ (少ない方が高速) |
|
---|---|---|
定格 | 2.72 | 11.838秒 |
4.2GHz | 3.43 | 9.547秒 |
4.5GHz | 3.76 | 8.876秒 |
・3D性能
大討伐 | 新生FFXIV | |
---|---|---|
定格 | 1854 | 1619 |
定格 (GPU:1600MHz) |
2403 | 1975 |
4.2GHz | 1860 | 1627 |
4.5GHz | 1844 | 1633 |
・消費電力&温度
アイドル | 負荷 | |
---|---|---|
定格 | 33W・32℃ | 78W・51℃ |
定格 (GPU:1600MHz) |
33W・33℃ | 106W・71℃ |
4.2GHz | 35W・32℃ | 101W・72℃ |
4.5GHz | 36W・35℃ | 112W・86℃ |
どれどれ、製品レビューと比べて、
ケースに入ってるから温度が少々高め、
マザーボードや電源が違うので消費電力少し低めという感じかな。
※製品レビューのG3258記事はこちら!
そうですね〜。
OCチャレンジは何事も無くクリアね。
ですの。OCしても112Wなので結構エコです。
ただ、4.2GHzと4.5GHzは温度差が激しいので、常用は4.2GHzが良いかも。
GPUのOCは3D描画に効果ありますね。
内蔵ビデオ機能で軽いネットワークRPGとかプレイする時は、
CPUよりGPUをOCしておくと良さそうです。
ういさ〜。
という訳でチェック終了です。
Pentium G3258でOCしてみたい人だけでなく、
純粋に低価格な1台を組みたい、という方にもお勧めです。
コストパフォーマンスは
今まで以上に頑張ってると思いますのでぜひどうぞ。
低価格化のために、マザーボードを
古い8シリーズにして済ませると思ったけどやるわね。
正直マザーボードより電源の方が迷いましたわ。
安くするだけなら80PLUS非対応の低容量製品で良いんですが、
OCの事を考えるとこの辺は譲れません。
なるほど。そう言えば、今回の製品名は順番通り
「Assemble Dock Model.004」だけど、
「Berserker」って名前がついてるのね。
クロックを大きくアップできるモデルですので、
バーサーカーの様に大暴れという事でしょうか。
ですの。これで犬自作モデル四天王が揃いました。
皆さん夏休みはこの004で大暴れして下さいませ。
今回は四天王か・・・。
モデルが増えるごとに名前の由来が変わるよね。
ですねぇ。
その辺は臨機応変という事で。
とにかく、この004は四天王の中でも最安なので
お手軽にお買い求めください。
そのセリフだと弱いPCに感じるんだけど。
まったくですね。
004はお買い得度とエコさは最強ですので
皆さん安心してお使いください><
■今回紹介した製品
Assemble Dock Model.004
その他記事一覧は こちら
スマートフォンでも通販サイトでの買い物が手軽に&パーツの犬もすぐ読める
ドスパラアプリのダウンロードは こちらからどうぞ!
※Android・iPhone対応です。
この記事にコメントする