Haswell-E(Core i7 5960X)でOCチャレンジ!

パッケージ
ジュリー8/30にHaswell-Eが登場しました。
製品レビューの速報が好評ですので、
我らも対抗してHaswell-Eを見てみます。

 ※速報レビューはこちら!


リンダなぜ対抗するのだろうか・・・。





サンチュで、何を見るんですか?
ウルトラM.2はすでにZ97で扱っているみたいですし。

 ※ウルトラM.2の記事はこちら!

ジュリー今回は違います。なお、X99のウルトラM.2は、
VGAと一緒に使ってもVGAの帯域が減らないという利点がありますぞ。
(VGAの枚数によります。1〜2枚の時は問題ありません)


リンダほむ、ウルトラM.2じゃないって事は何を見るの?

ジュリーHaswell-EのCPUは3種類とも倍率ロックフリー、
つまりオーバークロック(以下OC)ができるんですわ。


サンチュつまりOCチャレンジという事ですね?

ジュリーです、i7 4790KやPentium G3258ではOCをしていた
製品レビューが今回はやってないので、おこぼれにあずかろうと。


リンダすごくションボリな言い方ね・・・。

サンチュでもOCそのものはロマンがありますよね。
 ※OCは保証外行為となりますので、自己責任でお願いします。


ジュリーという訳で早速いきますぞ。
使用CPUとマザーボードは製品レビューで使った個体ですが、
VGAと電源が変わってます。


リンダCPUはどれを見るの?

ジュリー時間の都合で3種類は無理でしたので、
最上位のi7 5960Xを見てみます。


サンチュi7 5960Xは定格クロックが3製品で一番低いですから、
効果を感じやすそうですね。


リンダほむほむ。

ジュリーという訳でPC構成とチェック内容は以下の通りです。
負荷はCPUのみですのでご了承ください。

・使用PC
 マザーボード :ASRock X99 Extreme4
 CPU      :Core i7 5960X
 メモリ     :DDR4 2133 PC3-17000 4GBx4
 SSD       :ADATA ASX900S3-128GM-C
 VGA      :Palit GeForce GTX780 Ti JetStream
 電源      :be quiet! DARK POWER PRO10 750W(80PLUS GOLD)
 OS       :Windows 8.1 Pro 64bit
 CPUクーラー:DEEPCOOL LUCIFER

・CPUベンチマーク
 CINEBENCH R11.5:CPU測定
 Hyperパイ      :1M桁(1コア測定)

・消費電力(ワットチェッカーで計測)&温度(A-Tuningで計測)
 アイドル     :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
 CPU負荷    :CPU負荷ツール「Prime95」を実行し、約10分後の数値
 ※温度はA-Tuningの数値となり、TJ.MAXとは異なります。



サンチュなお、CPUクーラーのDEEPCOOL LUCIFERですが、
ケースの背面排気ファンが近くにあれば、クーラー側がファンレスでも
i7 4790が使えるという高性能クーラーです。


ジュリーさすがにケースファンが無いと無理なのと、
サイズが大きめな点にご注意。


リンダほうほう。


UEFI
ジュリーOC方法はi7 4790Kの時とほぼ同じです。
UEFI(BIOS)内にある「Load Optimied CPU OC Setting」で、
4.0GHz・4.4GHz・4・5GHzを試しました。


サンチュ細かな電圧設定とかが不要なのが便利ですね。
ではスタートです。

 ※HyperパイやCINEBENCHが正常動作しない、もしくは負荷時に停止した場合は
   不合格となります。不合格の数値は参考としてご覧ください。



・CPU性能
  CINE
BENCH
Hyperパイ
(少ない方が高速)
定格 14.37 10.594秒
Turbo 4.0GHz 17.09 9.281秒
Turbo 4.4GHz 18.86 8.484秒
Turbo 4.5GHz 19.16 8.312秒

・消費電力&温度

  アイドル CPU負荷
定格 58W・36℃ 187W・57℃
Turbo 4.0GHz 60W・36℃ 305W・78℃
Turbo 4.4GHz 64W・36℃ 356W・86℃
Turbo 4.5GHz 64W・37℃ 3.3GHzに
クロックダウン発生


リンダどれどれ、4.5GHzはクロックダウンのため不合格だけど、
空冷で4.4GHzまで成功ね。


ジュリー4.5GHz時のクロックダウン直前温度はA-Tuningが89℃だったので、
ファンを追加するなどしてもう少し冷やせば成功の余地がありそう。
また、電圧とかを手動で設定すれば行けるかもしれませぬ。


リンダでもUEFIのオート設定だけで
何事も無く4.4GHzまで行ったんだから上出来じゃないの?


ジュリー本格派ならTJ.MAX温度も細かに見ながら電圧とかもいじると思いますが、
今回のようなパターンならいい感じではないかと。


サンチュですね〜。i7 5960Xの全コア負荷のTurboBoostクロックは
3.3GHzですので、4GHz辺りで使えば性能と消費電力のバランスが良さそうです。

 ※スペックにある最大クロック数3.5GHzは、1コア負荷時の数値です。


ジュリーうむうむ。

サンチュという訳でチェック終了です。意外と簡単でしたね。
 ※OCは保証外行為となりますので、自己責任でお願いします。


ジュリーちなみに当然の事ですが冷却は大事です。

リンダまあそうだよね。

ジュリー4.4GHzの時にクーラーの固定を外してただ置いただけの状況を見たんですが、
接触が甘いと1GHz程度にしかならず、手でクーラーを上から押すと3.7GHz位まで上昇。
ネジ止めし直すと4.4GHzに元通りとなりました。


リンダなるほど〜。

ジュリーなお、基本的に熱を帯びているクーラーを
手で触るのはお控えくださいませ。


サンチュ了解です。

リンダまあ無事終了ね。そういえばASRockの伝説のオーバークロッカー
「ニック・シー」氏によると、空冷でも4.7GHzまではいけそうだって。


サンチュただし、マザーボードはもっとOC向けの製品が良さそうです。
あとは手動で電圧などの微調整も必要かと思います。


ジュリーニック・シ・・・。

サンチュどうしました?

リンダ知り合い?

ジュリー神聖なる(OCの)壁に心臓を捧げよ!

サンチュ??

リンダニック司祭か・・・。

ジュリー電圧とか上げて度胸を試す(心臓をささげる)OCに
ふさわしいセリフじゃないですかい。


リンダなるほど〜。

サンチュよく分からないネタですね・・・。

ジュリー当コーナーは話題の作品を素早く扱う
流行最先端ブログ(自称)なんだから、
最新ネタもぜひ知っておいてほしいですな(偉そう)。


サンチュ何故か責められてます・・・。

リンダでも今回のネタだと
お亡くなりになっちゃうんだけど?


サンチュそれはいただけませんね!
と今度は我々が進撃(反撃)する番です。


ジュリー><




■今回紹介した製品
Core i7 5960X・X99 Extreme4
Haswell-Eの販売ページはこちら!
X99 Extreme4の販売ページはこちら!
パーツ館など一部店舗でも販売中


その他記事一覧は こちら


スマートフォンでも通販サイトでの買い物が手軽に&パーツの犬もすぐ読める
ドスパラアプリのダウンロードは こちらからどうぞ!
 ※Android・iPhone対応です。


Posted by dospara_partsdog at 10:49Comments(0)主要パーツ | 3匹2014年09月04日
この記事にコメントする
名前:
URL: 情報を記憶: