Haswell-E(Core i7 5960X)でOCチャレンジ!
で、何を見るんですか?
ウルトラM.2はすでにZ97で扱っているみたいですし。
※ウルトラM.2の記事はこちら!
今回は違います。なお、X99のウルトラM.2は、
VGAと一緒に使ってもVGAの帯域が減らないという利点がありますぞ。
(VGAの枚数によります。1〜2枚の時は問題ありません)
ほむ、ウルトラM.2じゃないって事は何を見るの?
Haswell-EのCPUは3種類とも倍率ロックフリー、
つまりオーバークロック(以下OC)ができるんですわ。
つまりOCチャレンジという事ですね?
です、i7 4790KやPentium G3258ではOCをしていた
製品レビューが今回はやってないので、おこぼれにあずかろうと。
すごくションボリな言い方ね・・・。
でもOCそのものはロマンがありますよね。
※OCは保証外行為となりますので、自己責任でお願いします。
という訳で早速いきますぞ。
使用CPUとマザーボードは製品レビューで使った個体ですが、
VGAと電源が変わってます。
CPUはどれを見るの?
時間の都合で3種類は無理でしたので、
最上位のi7 5960Xを見てみます。
i7 5960Xは定格クロックが3製品で一番低いですから、
効果を感じやすそうですね。
ほむほむ。
という訳でPC構成とチェック内容は以下の通りです。
負荷はCPUのみですのでご了承ください。
・使用PC
マザーボード :ASRock X99 Extreme4
CPU :Core i7 5960X
メモリ :DDR4 2133 PC3-17000 4GBx4
SSD :ADATA ASX900S3-128GM-C
VGA :Palit GeForce GTX780 Ti JetStream
電源 :be quiet! DARK POWER PRO10 750W(80PLUS GOLD)
OS :Windows 8.1 Pro 64bit
CPUクーラー:DEEPCOOL LUCIFER
・CPUベンチマーク
CINEBENCH R11.5:CPU測定
Hyperパイ :1M桁(1コア測定)
・消費電力(ワットチェッカーで計測)&温度(A-Tuningで計測)
アイドル :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
CPU負荷 :CPU負荷ツール「Prime95」を実行し、約10分後の数値
※温度はA-Tuningの数値となり、TJ.MAXとは異なります。
なお、CPUクーラーのDEEPCOOL LUCIFERですが、
ケースの背面排気ファンが近くにあれば、クーラー側がファンレスでも
i7 4790が使えるという高性能クーラーです。
さすがにケースファンが無いと無理なのと、
サイズが大きめな点にご注意。
ほうほう。
OC方法はi7 4790Kの時とほぼ同じです。
UEFI(BIOS)内にある「Load Optimied CPU OC Setting」で、
4.0GHz・4.4GHz・4・5GHzを試しました。
細かな電圧設定とかが不要なのが便利ですね。
ではスタートです。
※HyperパイやCINEBENCHが正常動作しない、もしくは負荷時に停止した場合は
不合格となります。不合格の数値は参考としてご覧ください。
・CPU性能
CINE BENCH |
Hyperパイ (少ない方が高速) |
|
---|---|---|
定格 | 14.37 | 10.594秒 |
Turbo 4.0GHz | 17.09 | 9.281秒 |
Turbo 4.4GHz | 18.86 | 8.484秒 |
Turbo 4.5GHz | 19.16 | 8.312秒 |
・消費電力&温度
アイドル | CPU負荷 | |
---|---|---|
定格 | 58W・36℃ | 187W・57℃ |
Turbo 4.0GHz | 60W・36℃ | 305W・78℃ |
Turbo 4.4GHz | 64W・36℃ | 356W・86℃ |
Turbo 4.5GHz | 64W・37℃ | 3.3GHzに クロックダウン発生 |
どれどれ、4.5GHzはクロックダウンのため不合格だけど、
空冷で4.4GHzまで成功ね。
4.5GHz時のクロックダウン直前温度はA-Tuningが89℃だったので、
ファンを追加するなどしてもう少し冷やせば成功の余地がありそう。
また、電圧とかを手動で設定すれば行けるかもしれませぬ。
でもUEFIのオート設定だけで
何事も無く4.4GHzまで行ったんだから上出来じゃないの?
本格派ならTJ.MAX温度も細かに見ながら電圧とかもいじると思いますが、
今回のようなパターンならいい感じではないかと。
ですね〜。i7 5960Xの全コア負荷のTurboBoostクロックは
3.3GHzですので、4GHz辺りで使えば性能と消費電力のバランスが良さそうです。
※スペックにある最大クロック数3.5GHzは、1コア負荷時の数値です。
うむうむ。
という訳でチェック終了です。意外と簡単でしたね。
※OCは保証外行為となりますので、自己責任でお願いします。
ちなみに当然の事ですが冷却は大事です。
まあそうだよね。
4.4GHzの時にクーラーの固定を外してただ置いただけの状況を見たんですが、
接触が甘いと1GHz程度にしかならず、手でクーラーを上から押すと3.7GHz位まで上昇。
ネジ止めし直すと4.4GHzに元通りとなりました。
なるほど〜。
なお、基本的に熱を帯びているクーラーを
手で触るのはお控えくださいませ。
了解です。
まあ無事終了ね。そういえばASRockの伝説のオーバークロッカー
「ニック・シー」氏によると、空冷でも4.7GHzまではいけそうだって。
ただし、マザーボードはもっとOC向けの製品が良さそうです。
あとは手動で電圧などの微調整も必要かと思います。
ニック・シ・・・。
どうしました?
知り合い?
神聖なる(OCの)壁に心臓を捧げよ!
??
ニック司祭か・・・。
電圧とか上げて度胸を試す(心臓をささげる)OCに
ふさわしいセリフじゃないですかい。
なるほど〜。
よく分からないネタですね・・・。
当コーナーは話題の作品を素早く扱う
流行最先端ブログ(自称)なんだから、
最新ネタもぜひ知っておいてほしいですな(偉そう)。
何故か責められてます・・・。
でも今回のネタだと
お亡くなりになっちゃうんだけど?
それはいただけませんね!
と今度は我々が進撃(反撃)する番です。
><
■今回紹介した製品
Core i7 5960X・X99 Extreme4
Haswell-Eの販売ページはこちら!
X99 Extreme4の販売ページはこちら!
パーツ館など一部店舗でも販売中
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