Broadwell版NUC「NUC5i3RYH・NUC5i5RYH」徹底レビュー!
ですね。製造プロセスが14nm(Haswellは22nm)になり、
さらに命令が追加されています。
主にグラフィック性能と省電力性が向上してますの。
なるほど。
という訳で、その新NUCを入手したので
早速チェックしましょう。
早速といっても発売からもう1週間たつのよね?
速報できなかったのは面目ないです。
名誉挽回という訳じゃないですが、発売中のi3搭載モデルに加え、
近日登場予定のi5搭載モデルも先行レビューしますぞ。
なんと。
では早速参りましょうか。
i3・i5モデルそれぞれのスペックはこちらをご覧ください。
※IntelのNUC5i3RYHスペックページはこちら!
※NUC5i5RYHスペックページはこちら!
製品写真はこちらです。
この5i3RYHは2.5インチドライブも搭載可能なモデルです。
なお、i5搭載モデルも同じ形状ですわ。
黄色いUSBは充電対応です。
2.5インチドライブ非対応のNUC5i3RYK(右)と
比較するとご覧の通りね。
高さはRYHが48.7mm、RYKが32.7mmです。
背面はこちらです。画面出力は
MiniHDMI・MiniDisplayPortの2つです。
各種コネクタ数は薄いRYKも同じです。
RYHの内部はこちらね(この写真はi5モデル)。
そして紙媒体以外の付属品はこちら。
ACアダプタのコンセント部分は着脱式で、
海外用のコネクタも同梱されています。
やはり今回もドライバディスクは無いのね?
そうですね。子犬モデルの時と同じく、
ドライバはIntelからダウンロードしてください。
インストール方法などは子犬記事をどうぞ。
※パーツの犬モデル006の記事はこちら!
今回の注意点ですが、本製品の搭載LANチップはIntel製のため、
子犬と異なりOS標準ドライバではLANが使えません。
(子犬のLANはRealTek製)
という事は、ドライバは他のPCからダウンロードして、
USBメモリとかに入れておく必要があるかな?
ですね。
本製品をサブPCとして購入する場合は問題ないですが、
1台目のPCとしたい場合はご注意くださいませ。
了解〜〜。
では性能測定を開始しましょう。チェック内容はこちらです。
比較対象はIvy-Bridge時代の「DC3217IYE」の記事から流用します。
・ベンチマーク
CINEBENCH R11.5:CPU測定
Hyperパイ :1M桁(1コア測定)
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1280x720・ウインドウ
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.10
標準品質・1280x720・ウインドウ
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時 :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
最大負荷時 :CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を同時に実行し、
1周終わるまでの最高値
なお、内蔵SATAとM.2の速度も見てみました。本製品のM.2は、
仕様に「M.2 slot with PCIe X4 lanes」と書いてあったので、
いわゆる9シリーズマザーボードに搭載されている通常のM.2(x2)より速くなるはずです。
という訳で、ウルトラM.2チェック時に使用した
超高速SSD「SAMSUNG XP941 128GB」を用意しました。
※ウルトラM.2スロットの記事はこちら!
・CPU性能
CINE BENCH |
Hyperパイ (少ない方が高速) |
大討伐 | DQX Ver1.10 | |
---|---|---|---|---|
NUC5i3RYH | 2.41 | 18.237秒 | 2822 | 5679 |
NUC5i5RYH | 2.84 | 14.844秒 | 3177 | 5697 |
参考:DC3217IYE | 1.79 | 21.439秒 | 2397 | − |
・消費電力
アイドル | 最大負荷 | |
---|---|---|
NUC5i3RYH | 7W | 33W |
NUC5i5RYH | 7W | 42W |
参考:DC3217IYE | 9W | 39W |
・SSD速度
どれどれ、さすが新製品だけあって同じi3でもIvy-Bridge時代より
性能が2~3割ほどアップ、しかも消費電力は減ってるわね。
i5モデルは消費電力が少し増えますが、
性能がさらにアップとなりました.
Haswell搭載モデルだと、
はIvy-BridgeとBroadwellの中間くらいになるのかな?
おそらくそうかと。
あと、SSDも順調ね。
SATA3.0は普通に約500MB/s出ているので問題なし。
そしてM.2は9シリーズのM.2より速く、
シーケンシャルはウルトラM.2に迫ってますわ。
4K部分は少し遅いけど、これなら十分かな。
あと、マザーボードによっては
XP941を起動ドライブとして使用できないのですが、
この新NUCは大丈夫でした。
※起動できない場合は、UEFI内の「BOOT」で設定可能です。
現在入手できる最速SSDで
ちゃんと起動用にできるのは大きいですわ。
という事でチェック終了です。
以前よりワットパフォーマンスが大幅アップしたと言えそうです。
M.2も速いのがポイントね。
ただし、先述の様にドライバインストールは
ひと手間かかりますのでご注意あれ。
了解です。
しかし元から省電力のNUCだけど、
シュリンクでコアが小さくなると、
性能アップだけじゃなくさらにエコになるものなのね。
こ犬になったおかげで
動きもシャープになった気がする、という例もありますしの。
※こ犬になった理由は子犬モデルの記事で!
アイコンは小さくなってますが、
動きは気がするだけなんですね。
・・・食事量(消費電力)が減ったのは事実なので、
まさに犬も人もPCも一緒という事です。
という訳でダイエットに成功した新NUCにご注目下され。
なんか強引だけど言ってる事は
正しいのが悔しい・・・。
■今回紹介した製品
Intel:NUC5i3RYH・NUC5i5RYH
Intel NUCの販売ページはこちら!
その他記事一覧は こちら
スマートフォンでも通販サイトでの買い物が手軽に&パーツの犬もすぐ読める
ドスパラアプリのダウンロードは こちらからどうぞ!
※Android・iPhone対応です。
この記事にコメントする