ドスパラ - パーツの犬

では最初に、VRとはなんぞや？
という点を超簡単に解説しませう。

VRは直訳すると「仮想現実」ね。
このPCなどでいうVRでは、仮想の3D空間にいるような体験が可能です。
ただしHTC VIVEなどの機器が必要です。

3Dというと、少々前に出た3Dメガネや3DSを
思い出しますね。

あちらは画面内の人物や背景などが立体的な位置に見えるものの、
人物などは平らな板みたいに表示されました。
「飛び出す絵本」の様な感じと思ってくださいませ。

VRは「3D空間内にいるように感じる」
ことができます、この辺りが進化よね。

ですね〜。



ではPCの構成を見てみましょう。
今回の目玉は、やはりVGAでしょうか。

ついにGeForce GTX 10シリーズを搭載したのね。


PalitのOC版が来るのを待っておりました。
なお、犬009や103も近々切り替えます。
という訳で、早速ですがスペックをご覧下され。

マザーボード：ASRock Z170 Extreme4
CPU　　　　　：Core i7 6700K
CPUクーラー：ENERMAX ETS-T40F-TB
メモリ　　　 　：PC4-17000 4GBx2 or 8GBx2
HDD　　　　　：2TB 7200回転 or 250・500GB SSD
光学　　　　　：DVDスーパーマルチ or Blu-ray
VGA　　　　　： Palit GeForce GTX1080 GameRock Premium
電源　　　　　：ENERMAX ERX750AWT（750W 80PLUS GOLD プラグイン）
ケース　　　　：ENERMAX GRAVITO or ENERMAX COENUS
OS　　　　　　：WINDOWS 10 Home 64bit（DSP）
　※ 一部のパーツは、在庫状況により同等品や新製品に交換する場合があります。OSは除外可能です。
　※キーボード・マウス・モニターは別売りです。


スペックを見て思ったんだけど、
このVR-001って009と似てるかな。

ですの。009のVGAをGTX 1080に変更して、
さらにCPUクーラーやケースをデフォルトで静音仕様に
したと思ってください。ケースをCOENUSにすると、009に近くなります。

何で区別化したのかな？

VR-001は、PCからの音を抑えてVRに集中しやすくするため、
デフォルト構成で静音を重視しました。チェックはこのケースで作成して、
ベンチマークや温度計測、負荷放置など見てますのでご安心をば。

なお、COENUSも選択可能ですので、
多少の音は構わないからゲーミングな感じにしたい＆少し価格を下げたい、
という方はご一考ください。

なるほど〜。



なお、組立時には組立マニュアルやモデル用マニュアルをぜひご覧ください。
ケースをCOENUSに変更した場合は、103・009のマニュアルが便利です。
　※組立マニュアルはこちら！
　※モデルVR-001マニュアルはこちら！
　※モデル103・009マニュアルはこちら！


GRAVITOケースの詳細は、
先日の紹介記事をぜひどうぞ。
　※GRAVITOの記事はこちら！



なお、この3カ所のマウンタは
自分で取り付けをお願いします。



その点も含めて、注意点は何かある？

ケース内のマウンタ3カ所のほかには、
いつものWindows7インストール時のUSBについて、
が基本的な注意点ですね。
　※Windows7インストール時のUSB対応方法は、103・009のマニュアルをご覧ください。


そう言えば前面パネル用ケーブルの色が黒一色なので、
コネクタのつけ方はこの番号に合わせてお願いします。
（クリックで拡大）

あと、GTX1080のドライバですが、Windows 10の時は、
1511（ビルド10586）が適用されていないとインストールに失敗します。

Windows 10は以前購入しているからモデルはOS無しで買う、
という方はご注意ください。

なお、OSアップデートでビルドを適用させると、
1080ドライバも一緒に入れてくれますぞ。



ですね。Windows 10インストール完了直後に
すぐアップデートしたい方は、
写真の「設定」→「更新とセキュリティ」を進めてください。



完成写真はこんな感じです。

了解〜〜。




では性能チェックを開始しますぞ。
ベンチ内容は以下の通りで、比較対象はGTX 980Ti搭載時の009記事からです。
VR-001は、4KやVRベンチマークや温度も見ましたのでご参考下さい。

・ベンチマーク
　MHFベンチマーク「大討伐」（以下大討伐）：解像度1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
　PSO2体験版 EPISODE4（以下PSO2 E4）：簡易設定6、1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
　ファイナルファンタジーXIV： 蒼天のイシュガルド　ベンチマーク（以下蒼天）
　　　　　　　　　　　　：DirectX 11、最高品質、1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
　ドラゴンクエストX　目覚めし五つの種族　オンライン　ベンチマーク（以下DQX） Ver1.4K
　　　　　　　　　　　　：最高品質、1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
　SteamVR Performance Test（以下VR Test）：設定変更なし
　VRMark無料版（以下VRMark）：設定変更なし

・消費電力（ワットチェッカーで計測）、温度（A-Tuning・GPU-Zで計測）
　アイドル時　 　　 ：OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
　FF負荷時　　　　：蒼天が終わるまでの最大値
　最大負荷時 　　 ：CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を同時に実行し、
　　　　　　　　　　　　 1周終わるまでの最大値、温度は2時間後の数値

・3D性能（カッコ内は4K）

	大討伐	PSO2 E4	蒼天	DQX	VR Test	VRMark
VR-001	48448 （14646）	71039 （24350）	19889 （7489）	21326 （19962）	11：非常に高い	9411 （Super）
009 GTX980Ti SJS	39784	−	17477	20860	−	−

・消費電力＆温度（カッコ内はVGA温度）

	アイドル	FF負荷	最大負荷
VR-001	38W・29（33）℃	315W	378W・91（73）℃
009 GTX980 Ti SJS	45W	340W	410W

製品レビューでGTX 1080の記事が出てたから想像はついたけど、
ちゃんと性能アップ＆消費電力減になってるわね。
　※GTX 1080速報レビューはこちら！


なお、速報よりもスコアと消費電力が高いのは、
VGAがOC製品、CPUも速報より上の6700Kだからです。

なるほどです。
あと、温度は6700Kなのに91℃で収まってますね。

サイドフローCPUクーラーの効果かな。
ただし、ちゃんと排気しているので、背面の熱はそれなりにあります、
設置時は壁に近づけすぎないようにご注意ください。
　※GRAVITOの記事はこちら！

ちなみに、VR TESTは11がスコアの上限なので、
完璧に動作条件を満たしていると見て良いでしょう。

了解〜〜。




という訳でチェック終了です。
VRがスペック的にも静音的にも快適なモデルVR-001に
ぜひご注目下さい。

「VGA1枚で蒼天の4Kが非常に快適」
という点もポイントかな。
普通の3Dゲーム用PCとしてもハイエンドだよね。

ですね〜〜。


しかしバーチャルか・・・。

今回はなんでしょう？

バーチャルボーイ（1995年発売）から21年、
ついに本格仮想世界でゲームを楽しめる時代が来たんですのう。

なんとなく予想通りね。

ちなみに自分はVRゲームとの付き合いは古くて、
1987年12月には楽しんでましたぞ。VRの先駆者と呼んでくだされ。

そちらのネタは分からないわね・・・。

何の話でしょう？

PCエンジンのビクトリーラン（Victory Run）ですわ。
残念ながらクリアはできませんでしたが。

まったく関係ないし。
それに調べたらすごい激ムズゲームらしいじゃないの。
VRモデルやVRそのものが困難なイメージだと思われたらどうするの。

まったくですね。

こちらのVRは皆さんに優しく
仮想世界を提供しますのでご安心ください＞＜


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