RADEON RX480速報レビュー!
RADEONの新製品「RX480」が
ついに登場しました!
※RADEON販売ページはこちら!
※玄人志向のRX480販売ページはこちら!
という訳で、
早速速報レビューと参りましょうぞ。
※XFXのOC版 RX480・470・460の記事はこちら!
このRX480はミドル帯に位置する製品で、
末尾が80という事でR9 380や380Xの後継となります。
ビデオメモリは4GB・8GBが存在しますが、
今回登場するのは容量が多い8GB版です。
GPUのコアが新しい「Polaris」となったのが特徴で、
基本スペックは以下の通りです。
VGA名 GPUコア名 |
シェーダ 数 |
TMU・ ROP数 |
搭載メモリ メモリバス |
GPU 最大クロック |
メモリクロック メモリ帯域 |
TDP |
---|---|---|---|---|---|---|
RX480 Polaris |
2304 | 144・32 | GDDR5 4・8GB 256bit |
1266MHz | 8000MHz相当 256GB/s |
150W |
R9 390 Hawaii |
2560 | 160・64 | GDDR5 8GB 512bit |
1000MHz | 6000MHz相当 384GB/s |
275W |
R9 380 Tonga |
1792 | 112・32 | GDDR5 2or4GB 256bit |
970MHz | 5700MHz相当 182.4GB/s |
190W |
なお、Polaris(ポラリス)とは、北極星の事です。
390や380がご覧の通り島だったので、大きく変わりましたのう。
なお、メーカー情報だと、性能はR9 290の15%アップみたいね。
そうするとR9 390と同じくらいかな。
R9 390と比べるとTDPが125W減ってますね。
同じ性能で消費電力半減という感じでしょうか。
ではチェックを始めませう。
まずは製品写真から。6/29発売の製品は各社ともに
リファレンスデザインです。
出力コネクタは、
HDMI x1、DisplayPort x3ですね。
DVIが無いのでご注意ください。
補助電源は6ピン x1です。
なお、RX480のドライバですが、
初回版の付属ドライバは、Windows 7/10の64bitのみ対応の可能性があります。
その他のOSの方は、AMDのサイトより入手をお願いします。
では測定を開始しましょう。
比較対象は、古いRADEONが無かったので、
ライバルのGTX 970(定格)を用意しました。
使用PCやチェック内容は以下の通りです。
なお、3DMarkのExtremeは違うPCでの計測結果を参照しています。
その時のCPUは6700Kです。
・使用PC
マザーボード :ASRock H170 Pro4
CPU :Core i7 6700
メモリ :PC4-17000 4GBx2
電源 :XFX 650W 80PLUS GOLD
OS :Windows 10 Pro 64bit
・ベンチマーク
3DMark Fire Strike:無料版・Extreme
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920x1080、フルスクリーン
PSO2体験版 EPISODE4(以下PSO2 E4):簡易設定5・6、1920x1080、フルスクリーン
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク(以下蒼天)
DirectX 11、最高品質、1920x1080、フルスクリーン
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.4K
最高品質、1980x1080、フルスクリーン
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
FF負荷 :蒼天計測中の最高値
最大負荷 :Prime95 + 大討伐を同時に実行し、1周終わるまでの最高値
・3D性能(3DMarkのカッコ内はExtreme)
3DMark Fire Strike |
大討伐 | PSO2 E4 設定5 |
PSO2 E4 設定6 |
蒼天 | DQX | |
---|---|---|---|---|---|---|
RX480 | 10315 (5512) |
21843 | 53662 | 28917 | 9899 | 20177 |
GTX 970 | 9961 (4846) |
24585 | 60181 | 42928 | 11295 | 19092 |
・消費電力(カッコ内はロングアイドル時)
アイドル | FF負荷 | 最大負荷 | |
---|---|---|---|
RX480 | 37(31)W | 236W | 304W |
GTX 970 | 38W | 246W | 310W |
どれどれ、互角に近い感じだけど、
GeForce推奨の2大ベンチマークはさすがに勝てないわね。
逆に、HITMANなどの海外系アクションゲームの一部やDirectX 12は
480が強いそうです。自分がプレイするゲームがどちらのメーカー推奨かを
調べておけば良いかと。
消費電力はGTX970より少し低いですね。
ですの。ちなみにR9 390ですが、
RADEON 300シリーズ&Fury記事の時にFF負荷で387Wでした。
当時はCPUが違うとはいえ、この減りっぷりはなかなかかと。
価格は、ビデオメモリが8GBという事を考えると上々かな。
ですね。日本価格でもコストパフォーマンスは
勝ってるのがポイントでしょうか。
という訳で、まとめると以下の通りです。
・初回版ドライバは、Windows 7/10の64bitのみ対応の可能性あり。
・DVIコネクタ非搭載のため、HDMIやDPが無いディスプレイの人はご注意。
・性能はGTX970やR9 390の付近。
・消費電力はGTX970より少し低く、R9 390からは100W以上減。
・最安製品の価格(6/29現在)は、
RX480 8GBが税込32,378円(玄人志向)、GTX970 4GBは税込34,580円(Palit)。
ほむ。
あと、Steam VR TESTも最後に何とか見ました。
6.7(高い)で、90FPSを切る時はありませんでした。
わざわざVRを見たのは何故?
AMDいわく、RX480はVRが楽しめるPCを
低価格で普及させるためのVGAだそうです(要約)。
ですのでVRは見ておかねばと。
なるほどです。
という訳でチェック終了です。
ワット&コストパフォーマンスが良い
手堅くまとまった製品という感じですの。
かな。FreeSync対応ディスプレイの価格も
こなれてきているから、この機会にぜひどうぞ。
ですのう。なお、コア名がポラリスと聞いた時は、
真っ先にポラリスヒルダさんを思い出しました。
PC環境を新調やパワーアップ(躾け直)したい方はこのRX480をご一考くださいませ。
懐かしいネタだけどまったく関係ないわよね。
私は全然わかりません。
古いネタで締めるとこの製品も古く感じるじゃないですか?
RX480はVRにも適した最新製品ですので
皆さんご安心ください><
■今回紹介した製品
RADEON RX480
RADEON販売ページはこちら!
その他記事一覧は こちら
スマートフォンでも通販サイトでの買い物が手軽に&パーツの犬もすぐ読める
ドスパラアプリのダウンロードは こちらからどうぞ!
※Android・iPhone対応です。
この記事へのコメント
1. Posted by あ 2016年06月30日 00:18
GTX1060が発売されたらPSO2は4kで970辺りと比較して欲しいです。
フルHDはスコア頭打ちで実ゲームでアテにならないので。
フルHDはスコア頭打ちで実ゲームでアテにならないので。
2. Posted by N/A 2016年07月03日 00:20
>・DVIコネクタ非搭載のため、HDMIやDPが無いディスプレイの人はご注意。
DP/HDMI→DVI変換付属するのかしないのか、付属しないなら変換別売りで取り扱いあるのかどうか?
ご注意くださいじゃ分からないよね普通の人は。
まぁ無いなら無いでAmazonでDP→DualLinkDVI変換が3000円ぐらいで売ってるのでそれ買えば良いだけですが、
GTX10xxはDL-DVIで2560x1440 80Hz以上はOS起動しない不具合ありますからね。
60Hzで起動してから120Hzに上げるのはOKなのでBIOSの問題ですが。
DP/HDMI→DVI変換付属するのかしないのか、付属しないなら変換別売りで取り扱いあるのかどうか?
ご注意くださいじゃ分からないよね普通の人は。
まぁ無いなら無いでAmazonでDP→DualLinkDVI変換が3000円ぐらいで売ってるのでそれ買えば良いだけですが、
GTX10xxはDL-DVIで2560x1440 80Hz以上はOS起動しない不具合ありますからね。
60Hzで起動してから120Hzに上げるのはOKなのでBIOSの問題ですが。
3. Posted by GTX750ti 2016年07月03日 19:14
ショートタイプのオリファンが早くほしい所。HDMIはPS3が占領してるからね〜。ただ電源供給の問題とかがちらほら聞こえているので、ある程度安定してきたら購入を検討しようかと思います。電源も変えたほうがいいのかな?500W電源やが。
この記事にコメントする