「自作セット パーツの犬モデル」にコンパクトでも性能十分なMini-STXモデル「107」が登場!
人気のベアボーンキット
ASRock:DeskMiniを使用しているんですね。
です。本製品は、ATX電源とほぼ同じ大きさで、
SkylakeのCPUが搭載できるのがポイントですわ。
Skylakeがそのまま使えるという事は、
VGAを搭載していないタワーモデルと
ほぼ同じ性能が期待できるかな?
ですね。本モデルは基本構成で
Pentium G4400とi3 6100が選択可能です。
なお、強い要望がありましたので、i5 6500も追加しました。
つまりモデル101・105と同性能なんですの。
さすがに拡張性は負けますが、
その分コンパクトということで。
なるほど〜。
という訳で、基本スペックは以下の通りです。
ベアボーン :ASRock Desk Mini
CPU :Pentium G4400 or i3 6100 or i5 6500 or i7 6700T + CPUクーラー
メモリ :SO-DIMM PC4-17000 4GBx1 or 4GBx2 or 8GBx2 or 16GBx2
HDD :2.5インチ 500GB or 1TB or 240GB SSD
光学 :USB2.0外付けDVDスーパーマルチ
OS :WINDOWS 10 Home 64bit(DSP)
※ベアボーンは、マザーボード・電源(ACアダプタ)・ケース、のセットです。
※一部のパーツは、在庫状況により同等品や新製品に交換する場合があります。OSは除外可能です。
※i7 6700Tモデルで4GB x1のメモリを、他のモデルで16GB x2は選択できません。
SO-DIMMの4GB x1・16GB x2は供給量が少ないため、売り切れの場合はご了承ください。
※キーボード・マウス・モニターは別売りです。
どれどれ、低価格な
Pentium G4400、4GB、500GB構成だと、
税込でも5万円切るのね(9/26現在の価格です)。
さすがに最大のi7 6700T・16GBx2・SSD+1TBだと
税込10万円くらいになりますね。
というか、さっきi5を追加したと言ってたけど、
i7 6700T構成も加わってるわね?
店舗でご購入の方の多くがi5以上にカスタム&
i7 6700を希望する人もいるため追加しました。
主に通販専用ですが、店舗からも発注は可能です。
なるほどねぇ。
なお、DeskMiniのサポートCPUはTDP65Wまでです。
つまりi5 6600K・i7 6700Kは非サポートなのでご注意ください。
ただ、65Wでも6700はちと熱いと判断したので、モデル採用はTとなりました。
了解。あとM.2も注意点があるんだっけ?
ですね。このM.2はCPU側のPCI-E Gen3.0 x4を使っています。
つまりZ97 Extreme6のウルトラM.2と同じです。
ウルトラM.2の記事はこちら!
よって、内部接続がSATAのSSDは使えません。
別途購入時はPCI-Eの製品をお選びください。
なお、長さは2242・2280対応です。
なるほど。じゃあ作る時のポイントよろしく。
ういさ、組立時は、「自作パソコン組立マニュアル」と
「モデル107詳細マニュアル」をダウンロードしておくと便利です。
「組立マニュアル」は一般的なCPUの取付けやOSインストール方法などの解説、
「107詳細マニュアル」は、本モデルの
組立手順やUEFI設定をカバーしています。
※自作パソコン組立マニュアルはこちら!
※モデル107の詳細マニュアルはこちら!
このモデルはWindows7どうなるの?
他モデル同様に、Intel 100シリーズのマザーボードは、
そのままの設定だとWindows 7インストール中にUSBが使えなくなります。
なお、本モデルは光学ドライブもUSBなので、基本的にサポート外です。
どうしてもという場合は、ASRockの
「How to Install Windows 7」のページを参照に
xHCIドライバを組み込んだ起動ディスクを作成してください。
※How to Install Windows 7のページはこちら(英語です)!
なるほど・・・。
という事で、いつもの様に
マニュアルを基に作ってみました。
ういうい。
では性能チェックを開始しますぞ。
ベンチ内容は以下の通りです。ビデオ機能がオンボードのため、
3Dベンチマークは標準設定となります。
比較対象は同じくi3 6100を搭載している105です。
M.2の性能は、製品レビューで高速SSDを
この107で見ていますのでご参照ください。
※製品レビューのPATRIOT M.2 SSD記事はこちら!
・ベンチマーク
CINEBENCH R11.5:CPU測定
Hyperパイ :1M桁(1コア設定)
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度デフォルト、ウインドウ
PSO2体験版EPISODE4(以下PSO2 E4):簡易設定1・3・6、1280x720、ウインドウ
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク(蒼天)
DirectX 11・標準品質デスクトップ・1280x720・ウインドウ
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.4K
:標準品質・1280x720・ウインドウ
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時 :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
最大負荷時 :CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を同時に実行し、
1周終わるまでの最高値
・CPU性能(6700Tモデルはデュアルチャネルのみ)
CINEBENCH | Hyperパイ (少ない方が高速) |
|
---|---|---|
モデル107:Pentium G4400 メモリ4GBx1・8GBx2 |
3.15・3.16 | 11.539秒・11.349秒 |
モデル107:i3 6100 メモリ4GBx1・8GBx2 |
4.43・4.46 | 10.305秒、10.175秒 |
モデル107:i5 6500 メモリ4GBx1・8GBx2 |
6.38・6.41 | 10.255秒、10.205秒 |
モデル107:i7 6700T メモリ8GBx2 |
8.08 | 10.196秒 |
モデル105 メモリ4GBx1・4GBx2 |
4.39・4.43 | 10.283秒・10.189秒 |
・3D性能
大討伐 | PSO2 E4 (簡易設定1・3・6) |
蒼天 | DQX | |
---|---|---|---|---|
モデル107:Pentium G4400 メモリ4GBx1 |
1763 | 15368・1199・286 | 2157 | 5847 |
モデル107:Pentium G4400 メモリ8GBx2 |
2510 | 33181・1621・392 | 2686 | 6967 |
モデル107:i3 6100 メモリ4GBx1 |
2594 | 13597・2657・559 | 2391 | 6864 |
モデル107:i3 6100 メモリ8GBx2 |
3797 | 47056・5737・1059 | 3768 | 8340 |
モデル107:i5 6500 メモリ4GBx1 |
2978 | 20839・2884・614 | 2568 | 6888 |
モデル107:i5 6500 メモリ8GBx2 |
4047 | 48132・5514・1041 | 3784 | 9262 |
モデル107:i7 6700T メモリ8GBx2 |
4921 | 56521・6799・1225 | 4182 | 9887 |
モデル105:i3 6100 メモリ4GBx1 |
2780 | 22979・3158・− | 2274 | 7654 |
モデル105:i3 6100 メモリ4GBx2 |
3961 | 53313・6522・− | 3529 | 10345 |
・消費電力
アイドル | FF負荷 | 最大負荷 (Prime95+大討伐) |
|
---|---|---|---|
モデル107:Pentium G4400 メモリ4GBx1・8GBx2 |
10W・11W | 32W・35W | 39W・44W |
モデル107:i3 6100 メモリ4GBx1・8GBx2 |
11W・12W | 36W・46W | 53W・62W |
モデル107:i5 6500 メモリ4GBx1・8GBx2 |
13W・14W | 51W・59W | 69W・80W |
モデル107:i7 6700T メモリ8GBx2 |
12W | 48W | 58W |
モデル105 メモリ4GBx1・4GBx2 |
27W・28W | 59W・67W | 73W・81W |
どれどれ、同じi3 6100同士だと、105とほぼ同じ性能ね。
ところで、PSO2だけやけに細かく見てるのね?
オンボードVGAの設定6はきついという証明であります。
実質的には設定1・3を見てくださいませ。
設定1・3でスコアの差がものすごいですね。
設定1はテクスチャとかだいぶ簡素化してます。
背景のビルとかも減ってるし。
とにかく「動く」を求める場合にどうぞ。
全体的に、Pentiumよりi3が上なのは当然として、
メモリ枚数でも3D性能が結構変わるわね。
2枚にすればビデオメモリの速度が倍ですからの。
ですね。軽くでも3Dゲームをする可能性がある人は、
メモリ2枚挿しをオススメします。
i5やi7は順調に高性能ね。
6700Tのワットパフォーマンスは流石かな。
6700TはSkylakeレビューでも注目製品でしたし。
さすがに価格も上がりますが、
i7だけあって編集作業なども結構いけます。
※Skylakeの通常版&低電圧版レビューはこちら!
消費電力も少ないし、なかなかバランスが良いかな。
感想として、VGAやTVチューナー等を増設予定の方は
一般ケースのモデルが良いですが、
オンボードVGAでスペック決め打ちならこの107が魅力的かと。
という事でチェック終了です。
ビデオカードは不要なのでコンパクトな小さいPCが欲しい
という方は、この107にご注目下さい。
小さい・・・。
何かある?
この107は小さいので、最初「新子犬モデル」の
予定だったんですが。さすがにNUCよりは大きいので、
普通にコンパクトモデルになりました。
子犬って通称だった様な?
ちなみに拙者はGWに成長して
大犬になってしまいましたが、
それから一念発起して減らしてます。
はぁ。
という訳で、GW直後の頃よりは小さい拙者と
モデル107を応援よろしくお願いします。
その比喩だと、子犬というよりVR-001くらい
大きいイメージなんだけど。
大きくてもジョリィみたいな
犬ならいいんですけどね。
107は本当に小さいし、
食費も少ない(低消費電力)ので
存分に可愛がってあげてください><
■今回紹介した製品
自作セット パーツの犬モデル 107
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