「自作セット パーツの犬モデルに超ウルトラハイエンドモデル「President(プレジデント)」が登場!
Illustration by カサブタ(サイドランチ)
4コマ漫画完全版は記事の最後をご覧ください。
パーツの犬モデルにシリーズ最強の
「President(プレジデント)」が登場しました!
上位が「GOLD」、エントリーが「SILVER」であります!
X99チップセット構成の
超ハイエンドモデルですね。
※販売ページはこちら!(シルバーモデルは少し下にスクロールした場所にあります)
※犬モデル総合ページはこちら!
モデル名は「X-001」とかじゃなくて
「President」なのね。名前の由来は?
いろいろな説がありまして、
社長が凄いモデル作ろうよと言ったのが始まりだとか、
24周年記念で、海外ドラマ24には大統領が出るからとか。
とりあえず通称は社長にしておきました。
・・・。
まあ昨年末の「2015SE(SpecialEdition)」
の様なモデルと思ってもらえればと。
なお、本モデルはセール中の限定モデルではなく、その後も販売しますぞ。
了解〜〜。
注目の基本構成は以下の通りです。
マザーボード:ASRock Fatal1ty X99 Professional Gaming i7
CPU :Core i7 6950X・6850K
CPUクーラー:CoolerMaster RR-G5V2-20PK-J1
メモリ :PC4-17000 4GBx2 or 8GBx2
HDD :PLEXTOR PX-512M8PeG-08 and 6TB HDD(GOLDモデル)
光学 :日立LG BH16NS58.AXJU1LB
VGA : Palit GeForce GTX1080 GameRock Premium
電源 :Corsair HX1000i CP-9020074-JP(1000W 80PLUS Pratinum プラグイン)
ケース :Corsair CC-9011063-WW
OS :WINDOWS 10 Pro 64bit(DSP)
※ 一部のパーツは、在庫状況により同等品や新製品に交換する場合があります。
増設HDD・OSは除外可能です。
※キーボード・マウス・モニターは別売りです。
こう見るとさすがに豪華ですね。
お値段は、GOLDが税込で約45万円、
SILVERが税込で30万円台前半であります(いずれも10/21現在の価格)。
販売は通販とパーツ館ですが、
他店舗からでも通販受注は可能です。
6・10コアのCPU、32GBメモリ、M.2 SSD・・・。
スペックと価格は確かにすごいけど、初心者向けにここまで必要?
初心者だから超高性能PCは必要ない、
という考え方はよろしくないですぞ。
自作歴がない人が編集用とかで高性能PCが欲しい場合、
自分で作ってはダメ、という事になってしまいますよ。
確かに><
なお、本製品はあくまで犬モデルですので、
超ハイエンドとはいえご覧の様に
できる限り初心者に配慮した構成になっております。
この構成だけ見ても
どこが配慮か分からないと思う。
解説をお願いします。
まずケースですが、はっきり言って大きいです。
腕力的にはちと大変ですが、
その代わり倒さなくても作りやすい構造になってます。
倒さないとマザーボードつける時ずれ落ちない?
中央のネジ穴部分のマウンタが突起になっているので、
ここにひっかける様にすれば、
ネジ止めしていない状態でも固定できます。
ほうほう。
そして、サイドパネルや天板がワンタッチで
開閉できるため、ネジ止めの手間が少ないですぞ。
特に、5インチベイのカバーが簡単に取れるのはありがたいです。
また、大きいという事は
ケーブルをまとめるスペースが広いので、
ケーブルマネジメントも快適ですね。
なるほど〜。
なお、ここで作っているのはサンプル機のため白ケースですが、
製品は黒ケースになりますのでご了承ください。
ういうい。
その他、主なパーツの選定理由は以下の通りです。
・マザーボード:Fatal1ty X99 Professional Gaming i7
GTX1080のSLIにしても大丈夫なHB Bridge搭載、
かつM.2の位置やSound性能を考慮。
・SILVERモデルのCPU:Core i7 6850K
i7 6800KだとSLI時の性能が低下&CPU近くのM.2ソケットがSATA専用になるため。
・CPUクーラー:RR-G5V2-20PK-J1
基本性能&M.2 SSDの冷却を考慮。
・電源:HX1000i CP-9020074-JP
SLIにしても大丈夫。
SLIにした場合の事を結構考えてるのね?
この大きさ&X99ですから、
基本構成で打ち止めというのは悲しいかと。
という訳で、拡張&将来性もバッチリです。
なるほど。
なお、組立の際には、組立マニュアルや
モデル用詳細マニュアルをご覧ください。
※自作パソコン組立マニュアルはこちら!
※プレジデントモデルの詳細マニュアルはこちら!
Windows 7の注意点はある?
マザーボードがX99なのでUSB問題は発生しませんが、
このSSDがWindows7を正式サポートしていませんので、
基本的に非対応となります。
※Windows7はNVMeをサポートしておらず、
標準搭載のSSD「M8Pe」もWindows7をサポートしていません。
なるほど了解。
なお、今回はCPUソケットがLGA2011で基本マニュアル(LGA115x用)と違うほか、
クーラーやSSDのつけ方が非常に重要なので、
詳細マニュアルに細かく記載しています。ぜひご覧ください。
クーラーのケーブルはマザーボードじゃなくて、
ケース搭載のファンコンに付けるといった注意点もあります。
マニュアルを見るとCPUクーラーが面倒かな?
クーラーの選定理由にM.2の冷却って書いてあるけど、
VR-001の様なサイドフローじゃだめなの?
よろしくないです。ネットでも話題ですが、
NVMe対応の高速M.2 SSDは熱いので、
対策しないと速度が低下します。
サイドフローだと何が良くないんですか?
サイドフローで対処するには、
クーラーの風をVGAに当てて、
散った風が根元のM.2に行くようにしないといかんです。
ファンの風向きを横じゃなくて
下にするという事ですか。CPUの排気をVGAに当てるのは
不自然ですね。
なるほどねぇ。
このクーラーを説明書通りに付ければ、
トップフローの風がM.2に直接あたるので一件落着します。
完成写真はこちらです。角度の都合で
CPUクーラーと背面ファンが接触している様に見えますが、
実際には大丈夫なのでご安心ください。
では性能チェックを開始しますぞ。
ベンチ内容は以下の通りで、
比較対象は従来のハイエンドモデルVR-001です。
なお、本モデルはメモリがXMP対応で、設定するとPC4-19200で動作します。
逆に言えば、設定を忘れるとPC4-17000のままです。
設定を忘れるとスコアが少し
下がりますのでご注意ください。
設定方法は詳細マニュアルに
記載してありますのでご覧くださいませ。
・ベンチマーク
CINEBENCH R11.5・R15:CPU測定(VR-001はR11.5のみ)
Hyperパイ :1M桁(1コア測定)
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
PSO2体験版 EPISODE4(以下PSO2 E4):簡易設定6、1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク(以下蒼天)
:DirectX 11、最高品質、1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.4K
:最高品質、1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
SteamVR Performance Test(以下VR TEST):設定項目なし
・消費電力(ワットチェッカーで計測)、温度(A-Tuning・GPU-Zで計測)
アイドル時 :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
FF負荷時 :蒼天が終わるまでの最大値
最大負荷時 :CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を同時に実行し、
1周終わるまでの最大値
・SSD
速度 :CrystalDiskMark 5.1.2
温度(CrystalDiskInfo 7.0.3で計測):
アイドル時
CrystalDiskMark 5.1.2中の最大値
消費電力最大負荷を3時間継続後の数値
ファンはPC起動時の標準設定である最高回転と、
念のため最低回転も見ています。
なお、最高回転でもそんなにうるさくないのでご安心くださいませ。
・CPU性能
CINEBENCH | Hyperパイ | |
---|---|---|
PRESIDENT GOLD i7 6950X |
19.22(1796) | 10.569秒 |
PRESIDENT SILVER i7 6850K |
12.62(1156) | 9.266秒 |
VR-001・i7 6700K | 10.31 | 8.707秒 |
・3D性能(カッコ内は4K)
大討伐 | PSO2 E4 | 蒼天 | DQX | VR TEST | |
---|---|---|---|---|---|
PRESIDENT GOLD |
60617 (18424) |
79771 (24761) |
21326 (7607) |
23034 (21173) |
11:非常に高い |
PRESIDENT SILVER |
52564 (15987) |
70520 (24718) |
19532 (7593) |
20283 (19610) |
11:非常に高い |
VR-001 | 48448 (14646) |
71039 (24350) |
19889 (7489) |
21326 (19962) |
11:非常に高い |
・消費電力&温度(カッコ内はVGA温度)
アイドル | FF負荷 | 最大負荷 | |
---|---|---|---|
PRESIDENT GOLD |
71W | 345W | 409W |
PRESIDENT SILVER |
69W | 340W | 419W |
VR-001 | 38W | 315W | 378W |
・SSD速度
・GOLDのSSD温度
アイドル | CrystalDiskMark | CPU&VGA負荷放置 | |
---|---|---|---|
ファン最低回転 | 43℃ | 68℃ | 63℃ |
ファン最高回転 | 39℃ | 62℃ | 59℃ |
どれどれ、ビデオカードはVR-001と同じだけど、
CPUのおかげで3D性能が底上げされているわね。
VRもまったく問題なしと。
もちろんCPU性能はGOLDが圧倒的です。
10コア20スレッドの威力ですのう。
なお、SILVERのi7 6850Kもなんだかんだで
i7 6700Kより20%以上高いですぞ。
消費電力はTDPほどの差はないわね。
あと、6850Kの方が少し高いけど気のせい?
Broadwell-EはTDP140Wですが、
同じ140WのHaswell-Eからだいぶエコになってます。
電源も80PLUS Pratinumですし。
※Broadwell-Eのレビューはこちら!
6850Kの方が少し高いのは、動作クロックの影響です。
複数回確認しましたし、他の大手レビューサイトでも
同様でしたので間違いないですね。
そしてSSDは速度は予想通りとして、 温度はアイドル時で39〜43℃、
CrystalDiskMarkでも60℃台を維持ね。
最高回転なら、CPUとVGAの両方を熱くして
3時間放置しても60℃切りでしたのでご安心をば。
普通のゲーム時ならCPU温度はそこまで上がりませんし。
という訳で無事チェック終了です。
ご覧の様に高性能モデルですので、
ゲームや編集やVR用にPCをお探しの方はぜひどうぞ。
実際に計測すると、社長というより
大統領にしたくなる性能よね。
なお、プレジデントという事で、
最初海外の人名が浮かびましたが、
それはやめておきました。
それは危ないから賢明な判断ね>w<
通称は社長ですので、店舗でご注文の際は
プレジデントか社長モデルでお願いしますね。
まあ、プレジデントは組織の長という意味なので、
議長やクラブの部長でも通用します。
自分のPCにする際は、自由にネーミングしてやってください。
よりによってヨ・・・。
本モデルは高スペックでどんなゲーム自由自在、
拡張も自由度抜群、そしてネーミングも自由。
まさにフリープラネッツな1台と言えるでしょう。
でもそれだと最後は負・・・。
いかがなものかと思いますね。
このプレジデントは常勝で不敗の
PCですので皆さんご安心ください><
■今回紹介した製品
自作セット パーツの犬モデル President
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